出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

口説きに使えるメンタリスト=読心術者DaiGoダイゴのネタバレ

とあるヤサ男が茶の間をにぎわしている。その名もDaiGo(ダイゴ)。様々な番組に出演してマジックを披露する青年だ。彼の特徴はそのドヤ顔だ。
「それは本当に自分の意思で選んだものですか?(ドヤ顔)」「ボクに誘導されてるとしたら不思議ですよね(ドヤ顔)」「これがメンタリズムです(ドヤ顔)」
いちいちいけ好かなさを感じるのも大人げないとは思うのだが、ヤツが自称するメンタリスト(=読心術者)という肩書きもなんだかなぁという感じがしてならない。このモヤモヤは、トリックさえ解明できれば吹き飛んでしまうはず。かつて数々のマジシャンのトリックを解説してくれたA氏の力を借りるとしよう。最初はダイゴの代名詞ともいえるフォークマジックだ。

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スプーンの首の部分が曲がったり折れたりする手品はよく見るが、ダイゴのフォーク曲げは、先端の細い突っつくところ一本一本をバラバラにしている。ちょっとやそっとではここまで曲がる気がしないのだが。A氏はニヤニヤしながら動画を眺めている。

「どうですか?」「ンフフ。やってみましょうか」A氏がカバンからフォークを取りだし、ダイゴ同様、まず先端の1本を曲げ、その後に残り3本をすべて違う角度に曲げた。

「まず100均なんかの安いフォークは、片手だけで曲げられるんです。先端と言っても、先端のさらに真ん中が曲がってるわけじゃないでしょ。あくまで根本が曲がってるわけです。ここは力が加わりやすいんですよ。親指だけじゃなくて、小指も使ってテコの原理を使うとグニャっとなる」

先端4本のうち端っこの1本を曲げてしまえば(イラストA)、残り3本はフォークを裏返しにして、ダダダと逆方向へ曲げてしまう(イラストB)。

 

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うーん、そんなことしてるように見えなかったのだが…。動画を巻き戻そう。「はい、ココです」客の前でフォークを取り出したダイゴが、右手で先端あたりを触っている。このとき親指で1本をグッと曲げているそうだ。確かに握り方はそれっぽい(イラストC)。

「ほら、左手を前に出して右手を隠してるでしょ?カモフラージュしてるんです」続いて画面上のダイゴはフォークの先端部分を右手に持って、これから曲げますよといわんばかりだ。

「この時点で曲がってますから、あとはそれを悟られないようにするだけです。カレの場合、右手の人差し指と中指で隠してますね」なるほど。曲がってない3本だけを客に見せ(イラストD。ダイゴ側から見た絵)、最後に手から離すと(イラストE)。3本曲げも理屈は同じだ(イラストF〜H)。

「練習すれば誰でもできますよ。ほら、これを見て頑張ってください」渡された『リキッドメタル2』なるDVDを再生してみる。…あっ!これダイゴがやってるのとまったく同じじゃん!!

「マジシャンなら誰もが知ってる教則ビデオです。これをそのままやっちゃうんだから芸がないですよね」

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A氏がパソコンをカチカチやりだした。「ダイゴくんが使ってるのはこのペンです」画面に表示されたのは『シックスセント』なる商品だ。「5万円くらいするんですけど、手品用のペンです」
なんと、スマップ5人が使った5 色のマジックペン(シックスセント)には小指大の発信機が埋めこまれていて、ペン立てから取り出したら(振動が加ったら)電波を発信する仕組みになっているというのだ。受信機はダイゴの胸にあり、青ペンなら「ブッ」、赤なら「ブルブル」など色によって振動パターンが違う(イラストA)。ダイゴは目隠ししながら、名指しでペンを選ばせている。

『では順番にペンを選んでください。まず木村さん』誰が何色ペンを使っているかは、振動によってわかる。床にバラまかれた絵も、それぞれの色で描かれているので、誰の作品かは一目瞭然だ。阿部が手にしたペンの色も振動でわかるので、ダイゴはその色の絵を真似して描くだけだ。しかし最後どうして阿部寛までも、炎の絵が稲垣のものとわかったのだろう。

「簡単です。よーく見てくださいよ、阿部さんの背中にダイゴがずっと手をまわしてるでしょ?稲垣さんの名前を出したときに背中をトントンってやってるだけですよ」本当だ。ダイゴの手はずっと阿部の背中に添えられている。稲垣の名前を言ったときに図を送ってるんだな。(イラストB)

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動画を見たA氏はまたもや失笑をうかべている。

「恐怖の五寸釘とネットで検索してください」出てきたのはまたもやマジックグッズだ。丸い台に太いクギがささっている(写真)。

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「これもバイブを使った商品で、さっきのペンよりもっと小さな発信機が入ってるんですよ。小指の第一関節ほどの大きさで、しかも薄いし、ちょっとした揺れにも反応するんです。それを取り出して使ってるんでしょう」

まず、発信機を片方の箱の底に貼っておく。千秋が時計を入れるとき、ダイゴの受信機が震えたら仕込んだ側に、震えなければもう一方に入れたとわかる。今回は右に入れた。そしてダイゴと日村は目隠しのままこんな会話を。

『日村さん、いま直感で右と左どっちに入ってると思いますか?』

『右!』この直感を信じ、日村は入ってないと予想した左を叩いて、見事助かっている。「今回はたまたま日村の直感が当たったのですんなりいきましたけど、もし左と言っていたら言葉たくみに逆に誘導するんです。

『マジシャンズチョイス』と呼ぶんですけど」日村が左と言った場合のマジシャンズチョイスは例えば、『お客さんから見て左の箱ですね』『日村さんのさきほどの位置から見て左ならばこちら(右)ですね』他にも、
『左ですね。なるほどー。じゃあ壊しちゃいましょう!』とダイゴ自身が左側を叩いて驚かせる方法などが考えられる。

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「裏側にチューリップを最初に描いておきます(イラストA)。つまり最後にたどりつくのは必ずチューリップと決まってるんです」
「え、でもゲストがチューリップを挙げるかわかりませんよね。浅野ゆう子はサクラですか?」
「いや、それは単純すぎますね。彼女はチューリップと言うように誘導されたといったほうが正しいでしょう」誘導とはどういうことか。
「ダイゴはまず例として、太陽と信号、ちょうちょの絵を描きましたね。そのとき歌ってませんでしたか」  再生してみよう。
『例えば、赤いクレヨンで太陽とか、男の子だったら、あかあおきいろ♪信号ですね。女の子の場合だったら、一面の花畑を飛んでる、ちょうちょー♪』
「わかりましたね。あかあおきいろ♪は、チューリップの唄のメロディーです。そして『花畑』さらに『ちょうちょ』、ここまでたたみかけると自然とチューリップを連想してしまうものです」
これもマジシャンズチョイスのひとつだそうだ。特に女性ゲストならついチューリップを思い浮かべてしまう。「ゲストがチューリップといえば、それを右下のマスに描きます(イラストB)。これで準備は終わりです」

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ふむ。ではなぜゲスト全員が、打ち合わせもしていないのに、最後、右下のチューリップにたどりついたのか。
「いいですか。マスにそれぞれ数字をふって考えましょう。スタートは3からでした。タテか横に1マス動くわけだから誰もが2か6のどちらかに移動します(イラストC)」
移動後、ダイゴは3を消している。次に動けるのは1か5か9だ。ゲストはどれか3カ所に散る(イラストD)。その後、ダイゴは4を消去。動けるのは2か6か8(イラストE)。
「気づきましたか?ゲストが移動するマスは、偶数↓奇数↓偶数と交互に変わるんです。その法則がわかってるから、ダイゴはゲストのいるマスを消すことはありません。で、徐々に動ける範囲をせばめていくと、最終的には全員が右下に到着するわけです(イラストF〜I)」つまりゲストたちは自らの意思で好き勝手に動いてるように思っているが、実は右下へ誘導されていたにすぎないのだ。
そして最後に裏をオープン。チューリップだ、ビックリ!

「もし浅野ゆう子がチューリップと言っていなければ、最後のオープンは省略されていたでしょうね」なるほど。