出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

35歳の結婚指輪をしていない女性・デートはしたもののかなり固かった

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35才オーバーのお姉さま店員たちにラブレターをお配りし、1人のアラフォー女性とデートしたが、あえなく撃沈。
しかしその後、もう1人の女性から手紙の返事が届いた。忘れたころに連絡がくる。これが手紙ナンパのいいところだ。

まだまだ寒いがよく晴れて気持ちのよい天気の午後、新宿駅の改札前で待ち合わせ。
白いダッフルコートを着ているということなのでそれらしい子を見つけ、声をかける。
「こんにちは〜! みのやです」
色白でスマートな美人さんだ。顔には見覚えがある。わかった、先月配った1番の女性だ!
 痩せ型であんまりオッパイは期待できないが、幼めの顔が性欲を刺激する。
「あ〜どうも、伊藤サキです」
 フルネームで答えてくれたぞ。そういえば、メールにも名前書いていなかったけど、警戒していたのかな?
「サキさんていうんですね、メールには名前書いてなかったですね?」
「一応どんな方かわからなかったので…」
「ですよね、変な奴だったら困りますもんね!」
 最近は物騒な事件もあるし、まぁわかるよ。実際、その読みは当たってるわけだし。
「じゃ、ランチのお店予約しているので、行きましょうか!」
「はい、お腹減ってます! ハハハ」
 ぎこちない表情だったサキちゃんからようやく笑顔がこぼれ、ちょっとホッとした。
 予約したパスタ屋さんに2人で入り、パスタのセットを注文する。
 じっくり見るとなかなか色気があり可愛い。思ったより年齢も若い気がする。
「サキちゃん、まだ結構若いっすよね?」
「今、25才です。みのやさんはいくつくらいなんですか?」
 え、そんなに若かったの!?

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お店で手紙配ったときは落ち着いてたから、35くらいに見えたよ! 
どうしよう、相手があまりにも若すぎて、本当の歳をいうのをちょっとためらう。
「30代後半です…」
思わず曖昧な答え方になってしまった。
「いま彼氏はいないのかな?」
「今は、いないんですよ〜」
「いつぐらいまでいたの?」
「半年くらい前に別れました」
「そうなんだ〜、可愛いからその気になったらいつでもできそうだよね!」
「おだてないでくださいよぉ〜!ぜんぜん可愛くないですよ〜」
 謙遜してるけど、その笑顔も可愛いですよ!
「前の彼とはどうして別れたの?」
「それは…、まぁいろいろありまして」
 そうか、浮気でもされたのかな?
「休みの日とかどう過ごしてるの?」
「私、宝塚が好きなんで、劇場に行ったりしてますよ」
 宝塚ファンか。もしかして女が好きだったりして。
「宝塚って、女が男装するやつだよね? 面白いの?」
「そうですよー! 私も最初はどうなんだろうって思ってましたけど、一回見に行ったらハマってしまって!」
 ふ〜ん、そんなもんかね。一度も観たことがないからわからない。
「結構行くの?」
「月に何回か行きますね! 出待ちもたまにしますよ〜」
 出待ち? ガチファンじゃないですか…。
「まさか、元彼と別れたのはそれが原因だったりするの?」
「あ、わかりました? 彼氏があんまり理解してくれなくて…」
 やっぱそうか。そりゃそうだろう、男か女かわからない劇団員に熱を上げてきゃっきゃ言ってる恋人なんて、なかなか受け入れにくいよ。
「出待ちってさ、劇を観る前に何か渡すの?」
「お手紙です!」
 お手紙…か。なんだか怖くなってきたぞ。
「だからこの前みのやさんにお手紙もらったじゃないですか〜、それが凄い嬉しくて!!」
 いつもは手紙を渡す側だったのに、いきなりもらう側になったので、嬉しくて返事をくれたってことみたいだ。
 うーん、ラッキーと言えばラッキー。でもこの子、変人の匂いがプンプンするな…。
「そうなんだぁ〜。そんなにいいなら、一度見てみたいなぁ」
「え〜みのやさん興味あります?」
 興味なんて微塵もない。でも、ここで引いてしまってはセックスが遠のいてしまう。
「う…うん。前からちょっと興味はあったんだよね…」

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「えぇ〜そうなんですか〜!! 是非! 今度一緒にいかがですか〜? 元彼はぜんぜん興味なかったので、一緒に行けると嬉しいですね〜」
 いかんいかん。このままじゃ、一緒にベルサイユの薔薇に行かされてしまうぞ。話題を変えよう。
「別れて半年って言ってたけど、最近は男性で会っている人とかはいないの?」
 最近の男関係も聞いとかなきゃね。
「少し前はたまに会う人はいたんですけど、付き合うまではいきませんでした」
「ふーん、期間はどれくらいあってたの?」
「3カ月くらいですかね…」
 その3カ月で体の関係はあったのか確かめたいが、なんせお酒なしのランチだ。まだシモ系の話題に持っていける雰囲気でない。
「3カ月って、もう付き合ってるようなもんじゃない!?」
「え〜そうですか? 私けっこう慎重派なんですよ〜、ハハハ」
 確かに慎重っぽい。でも3カ月も様子を見られたんじゃたまらないなぁ…。
「どこらへんが合わなかったの?」
「最初はわからなかったけど、お金使いの荒い人で…、カードで借金してるのとかを知ってこの人は無理かもって…」
 自分も宝塚にお金ばらまいてるくせに! 男もなんでそんなことバレちゃうんだよ。
「その人とは、体の関係はあったの?」
 我慢できず、勢いで聞いちゃった。
「なんでそういうこと聞くんですかぁ〜。ないですよぉ…」
やっぱりちょっと機嫌が悪くなっちゃった。しかし3カ月も付き合って、結局エッチもしてないなんて、思った以上に固い子なのかもな。食事も終わり、コーヒーが運ばれてきた。さぁ、この後どうしようか? そういえば近くに新宿御苑があったな。気持ちいい天気だし、散歩でもどうだろう。
「ねぇ、ここ出たら新宿御苑でも散歩しない?」
「はい、いいですね〜! お散歩好きですよ」
外はやはり少し寒かったが、途中に温室もあり、2人で楽しく会話しながらお散歩。池の周りを歩いている時、軽く手を繋いでみた。
「え、みのやさんて、手が早いんですね〜!」
「早いかもしれないけど、オレ、サキちゃんのことかなりいいなぁ〜って思ったんだよね」
3カ月も男にお預けをするサキちゃんだ、ガードが固いのはわかってる。でも手ぐらい繋いだっていいよね。
「もっとみのやさんのこと知らないと、手は繋げません…」
手をそっと解かれた。マジか。今日中にホテルに連れ込むのは絶対無理だな…。
完全に心が折れてしまい、その日は喫茶店に寄って、冷えた心と体をコーヒーで温め、お別れした。
その後もメールのやり取りを続け、一週間後にもう一度会うことになった。夜8時から居酒屋での食事だ。今日こそは、どうにかあの色白のカラダをいただきたい。
無事に待ち合わせをして、居酒屋に入店。まずは乾杯しようじゃないか。
「今日は少しぐらい一緒にお酒飲もうね!」
「そうですね、じゃあカシスウーロンで」
カシスウーロン。100杯飲んでも酔わないやつだ。酒の弱い女の子になら効くのか?
「サキちゃん、どんな男がタイプなの?」
「う〜ん、男らしくて真面目な人かなぁ〜。それでユーモアがある人!」
 そんな男、この世にいないよ!と心の声が言ってる。いや、忘れてた。彼女は宝塚ファンなんだ。あの世界にはいるのかも。
「みのやさんはどんな人がタイプなんですかぁ〜?」
「そうだね、ノリのいい子かな」
「ノリ…ですか?」
「たとえばサキちゃんみたいな子とか」「え〜、なんか嘘っぽい」
 うん、全然ノリよくない!
「でも、もっとみのやさんのこと知りたいとは思ってますよ」
 おぉ? いいノリになってきたのか? 勝負かけちゃうか!
「じゃあさ〜、もっとお互いに知り合いたいんだから、ホテルにでも行こーよ」
 本気に取られすぎないよう、あくまでおちゃらけて言ってみた。
「えぇ〜、そんなに突然?」 
 ここは押すしかない。カシスウーロンもそろそろ効いてくれ!
「だってさ、もっと踏み込んでみないと、お互いのことわからないと思うんだよね。別に早くないと思うけどなぁ」
 よくわかるような、わからないようなことを言い放ったところ、サキちゃんが口を開いた。
「やっぱり、今日は無理です!
なんでそんなにあせるんですか?そういうのはもっと時間かけて仲良くなって、スムーズにすることだと思うけどなぁ…」
 さっきまで物静かだった彼女が、ちょっと興奮気味にまくしたててきた。カシスウーロンが変な風に効いちゃったのか?
 俺は3カ月も待てないぞ? いっそのこと、ダメ元で外に出たら強引にキスでもしてみようかな…。
「みのやさん、車運転できるんですか?」
 口数が少なくなった俺を見て、言い過ぎたと思ったのか質問が飛んできた。
「うん、たまに運転するよ!」
「じゃあ今度ちょっと遠出でもしましょうよ!」
 ん? これは、どういう意図のお誘いなんだろう…?
「鎌倉とか、中華街とか行きたいな〜。なんか車っていいですよね、プライベート空間って感じで!」
 そんなにプライベート空間が好きならホテル行こうよ! と言いかけたがやめた。次に会うときはスイスイ〜とラブホに入れるかもだし。この後は車でどこへ行く話で盛り上がり、居酒屋から駅まで手をつないで帰った。一歩前進かな。