出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

NK流の名で一世を風靡した本サロ地帯西川口テレクラだけは今も元気

今回は埼玉県西川口が舞台だ。かつて「NK流」の名で一世を風靡したこの本サロ地帯も、いまや空きテナントだらけの不気味な街になってしまった。 
しかしなぜかテレクラだけはしぶとく生き残っているのが不思議なところだ。
平日の昼。西川口駅を降りてすぐのテレクラ店に入るや、いきなりコールがあった。
「こんにちは〜今日はお仕事、お休みですか?」
あいさつと同時に質問を投げかけてくるこのパターン、テレクラ慣れしたオバサンと判断して間違いない。
「はい、休みですね」
「そしたら昨日の夜は、はじけちゃったんじゃないの?」
「え?」

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「だからその、お仕事次の日お休みだったらさ、仕事終わりの夜はパーッとソープ行ったりしなかったのって」 
休み前のたびにソープに行くって、いつの時代のどんな男なんだ。普通に家に帰りましたよ。
「あら〜もったいない。なになに?草食系なの?でもそういう人、嫌いじゃないわよワタシ」
「そうですか。会える人探してるんですか?」
「うん、そうなんだけど〜、本当に申し訳ないんですけど、浦和で会える人探してるんですけど〜、浦和に来てもらえませんか?本当に申し訳ないんですけど〜」
自称32才のアキナさんはここ西川口に近い浦和でパート勤めをしているという。希望額はホ別で1・5だ。
「申し訳ないんだけど〜ほんとにそれ以上でも以下でもダメなの〜」 
以上でもダメって、どういうこと? 
仕方ない、その条件で会うことにするか。
「待ち合わせ場所なんだけど〜、駅の西口を出て、すぐ左のみずほ銀行の入り口脇にいつも自転車がたくさん停まってるところあるから、そこにきてください」

場所を的確に指示するあたり、恒常的にこの地をエンコーの待ち合わせ場所に使っていることは明らかだ。ホームタウンの浦和に男を呼び寄せ、エンコーのームを有利に進める魂胆なのだろう。
浦和駅を降り、待ち合わせ場所に向かう。銀行の前に立っているのはあの小デブの女だけだ。間違いない。 
風貌はスナックの不幸そうなチーママってとこか。全身からバツイチ臭がプンプンする。「アキナさんですか?」
「あっ、ごめんなさいね、ホントにこんなとこまで来てもらっちゃって」
「いえいえ。もうホテルは決めてあるんですか?」
「うん、こっちこっち」
ホームグラウンドなだけあって、アキナさんの道案内はスムーズだ。
ホテルに入ると、彼女が唐突に語り出した。
「元々ね、借金1千万だったの」
「え?」
「だから、別れた旦那との借金よ」
どの流れからの「だから」なんだろう。
「借金残り100万円でね、来年で払い終わってさ、あとは晴れて自由の身。あ、でも最後に息子を送り出す仕事がまだ残ってるけどね」
「はぁ」
「最近高校やめちゃってね。俳優になりたいんだって。でも私は止めないよ?だってそれは息子の人生だもん。私は私で借金返したら新たな人生のステージが待ってるし」
遠い目でホテルの天井を見つめながら、自分語りが止まらない。俺にではなく自分に言い聞かせているようだ。
「あたしね、テレクラ始めたときには毎晩家帰って吐いてたの。もうこんなことしたくないって」
「……」
「でもちょっと考えてみたんだけどさ、こうしてさ、スズキさんだっけ?うん、スズキさんいま話してるっていうのもさ、テレクラでお互いが電話しなかったらあり得なかったわけじゃない?これってさ、落ち着いて考えてみるとすごい確率じゃない?」
「まぁ、そうっすね」
「なんていうかさ、こういうのも一つの出会いっていうか縁なのかなって。そう考えたら前向きにこういうことできるようになったのね」
こんなしょーもない出会いにいちいち縁を感じるなんて愚の骨頂だが、そうとでも思わないと1千万あった借金をエンコーで残り100万にするなんて真似はできないのだろう。 
いつまでもアキナさんの自分語りが終わらないので、勝手に服を脱いでシャワールームへ向かった。しかし風呂の外からも彼女は容赦なく話しかけてくる。
「私ね、子宮がもうダメで子供は産めないの。だからさ、後悔ない人生送ろうってすっごい思うようになったの。で、スズキさんは今、1人暮らしなの?」
「ええ」
「間取りは?」
「ワンルームですけど」
「ワンルームなんだ。家賃は?月々の水道代はいくらくらい?テレビはどこにあるの?」
気味が悪いほど執拗に部屋の様子を聞いてくる。聞いてどうするんだろう。わけがわからん。 交代でシャワーを浴び終えたアキナさんは、慣れた手つきでチンコを握り、シコシコと動かし始めた。さすがに無言だ。 
3分ほどで挿入に切り替える。やはりというべきか、ヒドいガバマンっぷりだ。借金900万円分のチンコを受け入れてきただけのことはある。
「アンッ、アンッ、アンッ!!」
不自然なあえぎ声を振り切り、ようやく射精に至ると、彼女はまた素に戻ってトークを再開してきた。
「けっこう淡泊なセックスなんだね、でもセックスは絶対淡泊な方がいいもんね〜。ねえ、ゲシいつだっけ?」 
……え?
「夏至よ、夏至」
「ああ、夏至ですか。終わったんじゃないですか」
「あのさ、最近昼が長くなったと思わない? たぶんね、地球が変わってきてるのよ。大宇宙の変化っていうかさ。これはなにかビッグバンみたいの起こるわよ。絶対そうだよね」
テレクラに戻り、次のコールを待つ。今度はマトモな女であってくれ。 
……つながったのは明らかに50才を越えた声だった。「ちょっとね、会える人探して
るの。あら。なに、若い人がいいの?
若い人はケータイピコピコいじって無愛想でそれで3万円とかとってすぐ帰っちゃうのよ?それがいいの?」
あのー、まだ何も話してないんですけど。
「いや、大丈夫ですよ。会いましょうよ」
「私、西川口にいるからすぐ会えますよ。しっかりトークもするし、話してるときはケータイなんていじらないし、ちゃんと最後までしますから。それにホテル代別で1万円でいいわよ」
彼女の名前はケイコさん、自称45才。しきりに自らの背丈の小ささとマンコの締まりっぷりをアピールしてきた。齢45才にしてロリ系とでも言いたいのだろうか。 
15分後。待ち合わせのドンキホーテ前に、背の小さい、ガリガリの欠食児童のような女が立っていた。こちらを振り向き軽く会釈してくる。
「春日部に呼ばれちゃったんでしょ」
「え?」
「ほら、かかってきたのが春日部の女の人だったんでしょ?それで遠いから断ったんでしょ?」
「いや、人違いじゃないっすか?」
「あ、ごめんなさい。スズキさんだっけ?」
「そうですけど」
「あーはいはい、スズキさんね。スズキさんってうちの職場にもいるわよ」なんだ、その取り繕い。たぶんアポってはスルーされまくって、誰が誰かわかんなくなってるんだろう。
ホテルに入ると、欠食児童さんはスムーズに有線のスイッチを入れ、歌謡曲にチャンネルを合わせた。八代亜紀が流れる。
リラックスした表情でタバコをふかしながら、彼女もまた、聞いてもいない話を語り出す。
「この間ね、プレイが終わったらさ、男の人に急にラブホ代が足りないからお金返してって言われてね。結局お金もらえなかったのよ」
「それは災難でしたね」
「あとね、もう3カ月まえかな?越谷の国道沿いにラブホテルあるじゃない?あそこでプレイ終わったら男がお金払わずに急に部屋を出てさ、追いかけたんだけど逃げ足が速くてタクシー呼んで帰ったのよ」
それにしてもしかし、プレイ前にこういうエピソードを伝える心情というのは何なんだろう。ますます萎えるっての。
彼女が服を脱ぎ、ベッドに移動した。隣に寝転ぶオレのチンコをしゃぶったかと思えば、股を開きながら「挿れて」のポーズだ。
「私、キツいからね?ほんと
にきっついから痛かったら言ってね」 
どれほどのものかと、白髪交じりのマン毛をかきわけて挿れてみる。
どこがだよ!ユルイよ!
「キツいでしょ?痛かったら言ってね?」
無視して10分ほどピストン運動を繰り返し、ようやく射精に至った。ティッシュでマンコを拭き取りながら、ケイコさんが尋ねる。

「スズキさん、自炊してるの?」
「まぁ、たまに」
「じゃあ1人暮らしなのね。間取りは?
水道代どれくらい?」

つい数時間前と同じ質問だ。偶然の一致にしては気持ち悪すぎる。アンタら、どうして水道代が気になるんだよ。