出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

アラサー女子のクリスマス直前の初デート

出会いパーティでは参加男性からブス扱いされ、ハロウインパーティでは見知らぬブサメンと双子扱いされてと、散々な目に遭う。

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また今年もユーウツな時期がやってきました。クリスマス用のイルミネーションに彩られた街を歩けば、右を向いても左を向いても、カップルだらけ。まるでこの世界で彼氏がいないのは自分だけみたいに錯覚します。

「今年のクリスマスイブは、ステキな彼と過ごすー」

当連載を受け持ったときに掲げた日標も、今となってはとてもltlいそうにありません。クリスマス、この世から消えてくんないかなあ。マジいらないんだけど。

「男の人は胸の大きな女性が好きなんだから」

のっけからネガティブモード全開になっちゃいましたが、しかし合コンのお誘いだけはなぜかコト欠かない私。先日も、大学時代の友人から連絡がありました。

「公務員の人と飲み会あるんだけど来ない?歳は30半ばで、まあまあのイケメン揃いらしいよ」

むろん、即答です。

「いくいく、いきまーすー」

この不景気なご時世、収入の安定した公務員はかなりの高ポイント。

しかも「イケメン揃い」だなんて、オイシすぎるじゃない。こりゃ気合い入れないと。「あら美加ちゃん、公務員の人と飲み会するの?」

突然、隣りで話を聞いていた母が口を開きました。

「そうだよ」「いいじゃない。ステキな人が見つかるといいわね。頑張って」

一人っ子で、しかも歳をとってからの子供ということもあり、母は私以上に娘の結婚を待ち望んでいます。だからでしょうか。非常に具体的なアドバイスが飛んできました

「自分の魅力をアピールするような格好をしていくのよ。あなたは胸が大きいんだから、ちゃんといかさなきゃ」

「えーナニそれ。私、もう33なんだけど」

「いいの。男の人は胸の大きな女性が好きなんだから」

こんな真剣な表情を見るのは久しぶりです。そろそろ母の焦りもピークに達しているのかもしれません。てなわけで今回は母の意をくみ、ちょこっとだけ「攻めの服装」で挑むことにしました。

胸元の開いたVネックのセーターに、ミニスカート。もっと大胆にいけよとの声もありそうですが、恥ずかしがり屋の私にはこれが精一杯です。
飲み会当日、集合場所へ。駅の改札口で友人を見つけた私は、彼女のもとへ駆け寄りました。

「久しぶりー。待った?」「ううん、私もいま来たところ」

そのとき、彼女のそばに立っていた数人の男性が、クルッとこちらを振り向きました。同時に念じました。

「飲み会とは無関係であって。この人たちが参加者だなんていわないでね」

しかし、イヤな予感というのは必ず当たるのです。

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「どうもー。ひとつよスくお願いします」

人を見た目で判断しちゃいけいのはわかってる。わかってるけど、事前に聞いた話と違うってのは納得できない。イケン揃いじゃなかったの?
予想どおりというか、その後の飲み会は非常にツライものとなりました。男性陣のノリが寒すぎるのです。

「キミたち、シャンパンってのはね、シャンパーニュ地方で作られたものだけそう呼ぶんだよ」

「よっ、でましたー・うんちく」
鳥の巣のような頭の人。しわっしわのテロテロスーツの人。肝臓にタメージがあるのか、とても顔色の悪い人。揃いも揃ってオリジナリティに溢れてる。もちろんマイナスの。
「ふっふっふ。このネタを飲み会で使うと女子から評判がいいんだよ。どうキミたち、タメになったでしょ?ね?」

もう何というか、すべてが空回り。特にヒドかったのが「顔色の悪い彼」です。

「僕ね、中学時代はいじめられっ子でね、制服を燃やされたり、ナイフで刺されたり、暗い生活を送っていたんだ」

どういうつもりでこんな話題を持ち出すんだろう。自虐ネタが好きなのかな?もしくは嫌がらせ?場のシラケ具合、ハンパないんですけど。言うまでもなく、飲み会は一次会でぴしゃりと終わり、女性陣は逃げるようにそれぞれの家路につきました。

Vネックセーターが活躍する場面はもちろんナッシングです。
トホホな気分を味わった翌週、親友の純子カップルに誘われ、もつ鍋を食べに行くことになりました。カレシさんが友人を連れてくるというので、ちょっとした期待を胸に。待ち合わせ場所についた私は、思わず「あっ」と声を上げそうになりました。純子の彼が連れてきた友人、淳くん(33)があまりにもストライクだったのです。太い腕、厚い胸板、口ヒゲ、そして服のセンス。ヤバイ、マジでかっこいいー

まさに『ピンチのあとのチャンス』ってやつです。ああ、こんなことならVネックは今日着るんだった。「はじめまして、美加ちゃん」「あ、はじめまして」私は相手の男性を気に入れば気に入るほど、緊張して口べタになってしまいます

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なのでお店に入ってからは焼酎をガンガンあおりました

その様子を呆れ顔で見ながら、淳くんが言います。

「お酒、強いんだね」「うん、けっこう強いよ。飲み比べでもする?」

「いいよ、俺も負けないよ。つぶされちゃうよ、ピンクちゃん」

私の着ているピンクのセーターを指さしながら彼が笑います。ピンクちゃんだって。なんだか、いい感じいい感じ。
「淳くんって仕事はなにやってるの?」「とび職。職人だよ職人」

「へえ、なんかかっこいいね。いま彼女とかいるの?」

普段なら絶対に聞けない質問をサラッと口にできたのは、もちろんアルコールのおかげです。

「彼女?1年前に別れた」「寂しくないの?」

「全然。俺、男友だちとつるんでる方が好きだし。女って面倒臭いところあるじゃん」後半の発言がやや気になりますが、ひとまずホッとしました。あなたフリーなのね。「そういうピンクは彼氏いるの?」

「それがずーっといないのよ」

「ずっと?ふうん、彼氏のひとりやふたりいても、よさそうなのにな」

これって誉めことばだよね?お世辞だとしてもメチャメチャうれしいー

「そういえばピンク、ラーメン好きなんだよな。俺おいしいところ知ってるから、今度一緒にいくか?」

きゃー出ました。デートのお誘い。まさかこんなにトントン拍子にいくなんて。

「うん、行く、行きたいーいつでも誘ってよ」