出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

アポの段階になると途絶えてしまうデパー卜の美容部員

f:id:torivian:20190727224855p:plain

ラブレターの効果は忘れたころにやってくる。

メールと違って消去しにくいため、長い時間が過ぎても、文面を目にすれば再び相手を思い起こしてしまうのだろう。手紙を配ったアパレルショップ店員の人と、ここにきて進展があった。
そのときは今度お話しましょうとメールを返しておいたが、何日待っても返信は来なかった。ただの社交辞令だったのだろう。と、すっかりあきらめていたところ、なんと2力月後の夜、突然、携帯に電話がかかってきたのだった。

「もしもし、ハツミですけどわかりますか?」

相手は、ブーツ系シューズブランドで働くハツミさん。何人に手紙を渡しているので、すぐには誰かわからなかったが、特徴的な名前を聞いてかろうじて思い出した。

「あぁ、ハツミさん。覚えてますよ。電話ありがとうございます。なんか嫌なことがあつたつてメールに書いてましたけど、もぅ大丈夫なんですか?」

「はい、あのときは色々重なって大変だつたけど…」

「大丈夫?まあ、いまそんなに突っ込むのもアレだけど」

「そうです…ね、あの、今度良かったら…」

「ぜひぜひ。ご飯でも食べにいきましようよ」

「はい、よろしくお願いします」

彼女は現在大学年生で、アルバィト店員らしい。自由に動けるので適当に誘ってくださいとのことだ。
こちらの気持ちは手紙で伝えてあるだけに、前向きな姿勢で会ってもらえそうだ。にしてもブランク2力月とはやはり、手元に残り続ける手紙ならではの現象だろう。

約束当日、待ち合わせ場所に現れた私服の彼女は、短いアッシュヘアに凝った服装を合わせた、お洒落が好きそぅな雰囲気の女の子だった。さすがはアパレルブランド勤務だ。
適当な飲み屋に入ってみたが、「すみません、私飲めないんですょ」と来た。正直、酒の力を使えないのは痛い。
彼女は現在、奨学金をもらいながら大学に通い、夕方からバイトをこなす苦学生だった。

「お店で手紙をもらったの初めてだったんで、ホントビックリしたんだけど、いつお店に来てくれてたんですか?私覚えてなかったですよ」
誰もが聞いてくる疑問だ。答は、もちろん用意してある。

「いや一、実は遠くから接客してる様子を見てたんですょ。気持ち悪いことしてすみませんね」

「アハハ、そぅなんだ」

「電話で話したときは、へコむことがあったって言ってたけど、もぅ落ち着いたの?」「まだちょっと引きずってんでるんだけど」

「なんでまた」

「彼氏にフラれたんですよ。」

なんというグッドタィミング。何でも半年間付き合った彼氏さんはファッション誌のモデルもこなす憧れの先輩だったそうだ。

「でも日に1回は会いたいって言ったらフラれちやった。面倒くさいのが嫌いなんだって」

その後、彼女はしばらくの間、元カレとの思い出を語りまくつた。顔は笑ってるが、かなり引きずってるようだ。
しかしモデルの男と付き合ってたと聞くと、一気に敷居が跳ね上がつた気分だ。こんな俺に口説き落とせるんでしょうか。
その後、話題は彼女の好きな髪型やらに移ったが、マニアック過ぎてまつたくついていけない。モデル男なら話も合うんだろうけどな。
結局、微妙な距離感は縮まらぬまま、2軒目に行かないかと誘ってみたが、学校のレポートを書かねばならないとの理由で断られてしまった。

「今日は来てくれてありがとう楽しかったょ」

「こちらこそご馳走様でした。また遊びに行きましょうね」
一応はお互い笑顔で別れたものの、正直手応えはない。

『ごちそうさまでした!楽しかったです。またタイミングを合わせて会えるといいですね。今日はありがとうございました。おやすみなさ〜いハツミ』
夜に届いたメ—ルの文面を見るかぎりでは、それほど悪い雰囲気ではなさそうだが、その1週間後、睱ならご飯でもどうかとメールで誘ってみたところ、『バイトのあとレポートしなきやならないので、今日はむずかしいです!誘ってくれたのにごめんなさぁい!』さらに一週間後、再び誘いのメールを入れるも、先約があるとの理由で断られてしまった。
どうやらわかってきた。手紙に食いついてくれただけで、俺たち男はついつい脈アリと勘違いしがちだが、彼女らにとって最初のデートはあくまで様子見の段階でしかないのだ。だから話題が合わなければソク切り捨ての目に遭ってしまうのだろう。

f:id:torivian:20190727224852p:plain

美人といえば、デパー卜の美容部員に勝るものはない。女性客たちに化粧品を売りつける仕事だけに、その容姿は当然高くなければならない。誰もブスがオススメするコスメなんて買いたく女いのだから。
しかも彼女ら、客は一女性ばかりなので出会いの機会はそう多くないように思える。狙い目と言っていいだろう。
ただ、男が美容部員のことをよく見知っているのはオカシイので、手紙には「たまたま見かけた」一文を入れて一おく。

また最低限の身だしなみを整えるべく、普段は使わない整髪料を髪に撫で付けて挑むことにした。ゆっくり近づき手紙を差し出すと、みるみる表情がくもりだした。
一度も視線を合わせないまま「はい、はい」と下を向いたままだ。逆に、隣にいた従業員はこちらの顔を凝視していた。1人になったところへ接近。

「個人的な手紙なので読んでください」と手紙を差し出すと「あ、はい」と一言。表情を変えることなくうなずいた。かなり素気ない印象だ。客がいなくなった隙を見計らって近づき手紙を差し出した。一瞬驚いた顔をして手紙の裏表を確認。意味を理解すると笑顔で「はい」と応えてくれた。
「前にこちらで何度かお見かけして、手紙を書いてきました」と手紙を差し出すと、「あ、はい(笑)」と満面の笑みを見せた。「いえいえ」と手を上げて受け取り拒否を食らったが、「読むだけでも」と頑張ると「はい」と引きった表情で手に取った。
隣に他の店員がいたが構わず突進。「個人的な手紙なので後で読んでください」。笑顔で受け取ってくれた。なんとこれまた食事に誘った!

f:id:torivian:20190727230335p:plain

f:id:torivian:20190727230338p:plain

途端にメールが途絶えてしまった。いったいどういうことなのかワケがわからない。過去最高もの返信率(66%)だというのに、まだ1人も会えないなんて。美容部員どういう人種なんだ?