出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

テレクラに集う男女の孤独。欲しいのは金でもセックスでもなく愛だ

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晴天の東京は、キラキラと光っている。夜8時。泊まりのための替え下着を力バンに詰め、いざ出陣。向かうべき場所は決めていた。歌舞伎町・一番街に面する『R』だ。池袋などのテレクラ乱立ゾーンも候補にあったが、地理に明るいこの土地の方か、待ち合わせなどに便利。また、界隈のテレクラ店の中で、個室電話の使用可能時間かもっとも長いという点もRを選択した理由である。

Rに到着したのは9時前だった。まずは、受け付けのニイちゃんに調子を伺う。「大晦日ですからねえ、ちょっと期待なさらない方が…」当たりまえの答はいいよ。こんな日に、店名のごとくリンリン鳴りっばなしってのは、ありえないもんな。

「ここ2時間で、5本くらいですね。女性の好みがあえばすぐに取り次ぎますんで、ピデオでも見ながらお待ちください」

受付前にある貸し出しAVコーナーで2人の男が熱心に物色していた。
トイレに行ったまま女が戻ってこない
入店15分。長丁場を覚悟していたところ、早くもー発目のコールか鳴った。

「はい、もしもし」「こんばんはー」

「後ろ、車の音聞こえるけど、路上すか?寒いっしょ?」

「すごく寒いよ。お腹もすいたし」

「えっ、まだ飯食ってない人?なら、いっしょに食べない?」

「うーん?でもキミとんな人?水商売系はお断りなんだけど・・」

「せんぜん。フツーの会社員。オネ工さんは?」

ミオと名乗る彼女は、飲食系の仕事をしており、年齢は30位という。今日かけてきたのは単純に寂しかっただけで、目的は《援助》ではなく《ノーマル》だと強調した。ステキではないか。会いたいではないか。早くこ飯食べに行かないと、大晦日は店閉まいが
早いよー。

「そうだよね。じゃ東口のミズホ前で。ピンクの服着てるから」

よつしゃー。Rを出ると、自然、駆け足になった。へへっ、興奮してるよオレ。

いったいどんな子が来るのかなあ。しかし、オレの期待を他所に、待ち合わせ場所に現れた女は、推定年齢40才。おいおい、サバ読みすぎだろ。

女ってのはこと年齢に関して、どうしてこうもわかりやすいウソをつきたかるのだろうか。歳相応の魅力でなぜ納得しない。この女にしても端かり『40位』と聞いてりゃ、オレもそれなりの目で見る。

そうして正しいモノサシで測れば、上品そうでイイところもあるじゃねーか。単に、ギャップにピビらされただけ。肌もきれいだし、色気もある。大丈夫だよ。大丈夫だよ、コイツでもオレ。そう思い込んでいくと、本当に大丈夫になっていく。

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カラオケに到着さっそく
「あはっ、くすぐったいってえ」肩からケツの付け根あたりまで押していっても嫌がる素振りはない。OK。もう十分だ。次だ次。そろそろ時間だよね。出よっか?

「そうだね。けど、せっかくだから、最後にー曲ずつ歌おうよ」

ちっ。めんどくせーがしょうがないか。オレは、と…

「ちょっと歌決めといて、私トイレ言ってくるから」

それが彼女を見た最後だった。10分、20分。待てど暮らせど、2度とミオは戻って来なかった。援助代をせしめて消えるならまだ理解できる。か、彼女の場合はノーマル出会い。つまりオレが面白くなかったってわけか。鳴呼、無念。

うち、昔モデルしとったんやからね

Rに戻ったのは3時10分。ブランク時間だ。カードを買い、個室でゴロン。
携帯をコールセンターにつなぐと、ー時間ほどでヒットした。今しがた飲み会が終了し帰宅中の20才。飲み足りないから付き合ってほしいんだと。

「いいよ。どこにいるの?」

「池袋おー。メアド教えるから、東口着いたらメールちょーだい」

キャッキャとした物言い。憶測は禁物だか、力ワイイ子を想像してしまう。ヘイ、タクシー。池袋まで飛ばしておくれ。浮かれていりれるのもここまでだった。東口到着後メールを送るも、返信メールは、宛先不在ときた。

くうー《ひやかし》かよ。6時過ぎ、疲れきってRに帰還。思わずフロントにグチをこぼすと、「明日はうまくいきますよ。もうちょいじゃないすか」ニイちゃんからの暖かいお言葉。ありがてえ。失敗の後に成功アリ。次はきっとうまくいくハズ。きっと……。トウルルルルル元旦の朝だ。

コールで起こされ、時計を見ると12時10分。電話口の関西弁女は、開口一番、ワリキリとキッパリいった。まあ、そうガッツくなよ。まずは飯でも食おうぜ。

「まとろっこしいわあ、自分、ほんまヤリたいんか?お金なかったら、フロント戻してや」《品》のかけらもないやっちゃのお。ヤルかヤラんかの直球勝負。売女と変わらんじゃねーか。希望額は2。年齢は32才。そりゃヤリてえが、やっぱ2?

「うち昔モデルしとったんやからね。もう、いいわ。切るでえ」
ちょっ、ちょい待てー失敗続きのこの状況である。例え援助でも、ノトかり手が出るほど成果がほしい。つーかヤリたい、ヤってみっか

「おおきにいー」
何の因果かピグモンと花園神社に初詣

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待ち合わせ場所のコマ劇前、電話ボックスに、それらしき後ろ姿を発見した。どれどれ、先に顔を拝もうかな…。と、突然、後ろから女に肩を叩かれた。ギョ口つとした目にぶっとい口。どんなセンスか、べタ塗りの茶色ファンデ。

ピグモンそっくりじゃねーか。なんすか、いきなり?「アンタ、遅いやんかあー」えー、アッチじゃなくてコッチなのリ確かに顔について何も伺ってなかったことは事実だ。でも、あんまりだろ

これがテレクラの地雷女か…。バックレてえ。

「お金、今払ってな」

うっそー追い込まれてるし。状況かりして、かわすのは難しい。腹をくくるっきゃねー。なーに、目をつぶってやりゃ、気持ちよくなれる・ぺ。ほれ、2万。

「ありがとう。じゃ、こ飯食べいこかあ」行かねーどうせ、勘定オレ持ちだろ?なせこれ以上オマエに金をヤらなきゃならん。顔はどうあれ、ボディはなかなか良さそうだし、早くそれで遊ばせてよ。

「けど、うち、お腹空いてるんよ。ホテル直行しても品がないやん」

品?オマエの口かり品?だったらほら、露天の磯辺焼でも食えよ、餅。正月っぽいだろ。その後初詣でも行ったら満足か

「そやなあ、正月やからなあ」

何の因果かピグモンと花園神社に行くことになった。道すがら、なせ今日テレクラかと尋ねると、仕事が休みだから、ちょっとした小遣い稼ぎという。ふーん。靖国通りから神社へ。境内は人、人、人。ピグモン連れてんのか。

「電話ボックスからかける子はだいたいみんな援助なの。あそこから、この店や向こうの店に、コールしてんの」

ほー。確かにピグモンもあそこにいた。つまり、ココで鳴らないコールを待つより直で声をかければいいってことか。オモロイ。裏ワザ発見じゃねーか。さっきヌイたばっかりで、性欲はないが、ちょっと見に行ってみるか。

電話ボックスに女はいた。若干ぽっちゃりで、歳は20前後。まあまあカワイイ。電話中だが、ホントに援助女か?

5分たって女が受話器を下ろした。ボックスを出る様子はない。ってことはそうなのか?これから男が連れにくるのかうーん、行っちゃえ。

「すみませーん」「…」「イチニーでどうすか?」「っていうか、何なの?」

「いや、ちょっと、もしかして求めてんのかなー、なんて思ったりしてちゃって。イチゴーだった?」
「キャハハハハ、いいよ」

あれま。話ついちゃったよ。しかし、興味本位の成り行き援助だ。はっきり言って、まだ性欲は50%で身体がスタンバってない。今すぐコトに及んじゃ楽しさ半減。ここは少し時間を置きたいが…。

「つーかさあ、どうしても初詣したいんだ。いっしょに行こうよ…安上がりだし」「・・いいけど」

21才だというユカは、千葉からわざわさ稼ぎに来たらしい。なんでも、『アッ君』なるホストのところに行きたいそうで、元旦からの《売り》だそうな。本日2度目の花園神社。境内はあいかわらず、参拝客で溢れかえっている。

「っていうか、混みすぎ。愛が足りない」「はあ?」

「アッ君の愛が足りないから、こんなに混んでんの」

ユカは、これまでアッ君に3度告白して全敗。とにかく彼の愛を窮乏中らしい。でもって、自分の周りの不欄なことは、すべてアッ君の愛か足りないためだとホザく。

賓銭用の小銭がなくて『愛が足りない』。

『オミクジ小吉で憂が足りない』。

『チョコバナナの露天がなくて愛が足りない』。

ホテルの部屋がイマイチで『愛が足りない』。正直、ウザいことこの上ないが、月にウン十万のホスト代を援助でまかなっているというその豊富な経験は、オレを魅了するに十分だった。

特筆すべきは、ヘルス嬢顔負けの濃厚なマットプレイで、オッパイやアソコをつかって、ヌルリンヌルリン。工口過ぎだぜ。ただ、本人が感じ出すと、「アッ君」「アッ君」と絶叫するからタマラない。いっこうに止めない。結局、開き直って「アッ君とセックスしてると思ってごらん」などと言葉責めをしてやると先にイ力れ、ワヤクチャであった。
一人でいると幻覚が見えるの
ホテルを出た後、ユ力と飯を食い、Rに戻ると、もう11時を過ぎていた。固定電話タイムにコールはなし。2時半かり携帯の音声力イダンスを聞くと、10分で女につながった。工リ、27才。池袋の自宅で眠れずにいたところ、バッグの中にテレクラのティッシュがあったらしい。

同世代とあってか、彼女とは話がスムーズに進んだ。何かフツーにイイ感じ。あーあ。こうい~っ子とデートして、工ッチしたいよなあ。ねえ明日ヒマじゃない?「明後日ならOKかな」よつしゃー。

エリとの約束を取り付けたんでいたところ、今度はオナニー女につながった。「彼氏が夜の仕事でー人寂しい」と言うから、なぐさめてやっていると、ピンク口ーターを使い始めたから、ほっとけない。すぐにAVをスタート。初のテレフォンセックス、悪くないんじゃないでしょうか。2泊したところで、一度自宅に帰ることにした。本日のセックス計4回戦。布団で少し身体を休めたい。

翌日、Rに入ったのは午後2時。2時間ほと待ったところで、口レツの回らない女からコールが入った。

「あけましておめでとう」「あげまじてえーめでどおー」27才。レコート店バイト。ん?パンクロックか好きなのフオレも好きだよ。フツーに会いてーよ。「いよおー」この女、酔ってんのか。どちらかっつーと、思考自体の口レツが回ってないような気がするか…、まーたヘンなのが出てくるんじゃねーよな?悲しいかなピンゴだった。目の焦点がスレてやがる。

ばかりか、定期的に1点を見つめ、コイのように口をパクパクさせるんだからコワいのナンの。貧乏クジにもホトがあんだろ。ある意味、ピグモンよりヤバイぞ。どうすっかな。このまま、バイバイしちゃってもいいんだけど・・

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「ラーメン食べよおーよおー」腹減ってんのかよ。オレも起きてから食ってねーかり、とりあえず行くか。店に腰を下ろし、2人でラーメンをすする。でもまた、何で今日テレクラなの?「男で、え、ひどい年越しだから、誰かと遊ぼうと思って」女の話を総合すると、大晦日の晩に彼氏に殴られ、昨日からショックに打ちひしがれていたらしい。「一人でいると幻覚が見えるの」ん?幻覚ってシャブでもやってんの?

「シャブヤってだけどやめた」

やってたのかよ。オイ。とんでもねえなあ。だからこんなになっちゃったんだろ。覚せい剤止めますか、人間止めますか。よく言ったもんだぜ、マジで。まっとうに生きろよ、まっとうに。じゃーな
今回の企画、オレは正月にテレクラに集う男女の孤独を身を持って体験した。金じゃないセックスでもない。やっぱり愛だ。