出会い口説きALLOK

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わいせつ事件を傍聴したのだが犯人がジャニーズ系の男前だった

わいせつ事件を傍聴したのだが、話が身近だし被告の個性つうもんが全面に出るからおもしろいのである。

気づくのは出会い系サイトを使った援助交際の隆盛ぶり。ますますお手軽な売買春が行われるようになってるようだ。時代を感じるなあ。

捕まる理由の大半は、16才以下の中・高生に手を出すパターン。弁護側は判で押したように「会うまで中学生とは知らなかうた」ことを強調し、被告も反省の色を見せる。
でもそれは無駄なドリョク。すぐにポロポロとぼろがでる。中学生を買春したある保釈中の被告は、兄が証言台に立ち、今後の監督を確約。職場でも、社長が引き続き雇用すると太っ腹なところを見せたことだし、謙虚に反省だけしていればよかったのに、演技過剰が裏目に出た。

終盤、立ち直る自信はあるのか?という女性検察官の質問に、涙を浮かべてこう答えたのだ

「自信はあります。何が何でも立ち直ってみせますー」
やりすぎだった。検察官の顔はたちまち曇り、とてもそうは思えないと言い放った。なぜなら被告は中2のとき空き巣泥棒で捕まり、保護観察処分になった半月後、ゲームショップで大量のソフトやゲーム機を盗んだ前科があったのだ。
「当時も素直に反省している。でも、すぐにまた犯罪を犯した。そんな人がどうして自信があると言えるのですか」

そのうえ、意志の弱さを示す例として、かつて相撲部屋に入門したが3ケ月で逃げ出した過去まで持ち出す波状攻撃を繰り出す。そんなこと、事件との関係性に疑問ありだと思うが、このチャンスを待っていた裁判官は気にせず断言する。

「あなたは世の中のやっちゃいけないことについて理解していない」

この裁判官、どう見たって運悪く捕まったとしか思ってていないような被告にいい感情を抱いてなかうたのである。でも、まあこのまま流すかと思うていたところへ検察のツッコミ。ここぞとばかりに悪党扱いに切り替えたわけだ。これで執行猶予期間が1年は長くなるだろう。世の中、ツメが大事だ。

もっと手の込んだ犯罪もある。13才中学生とセックスした40代おやじは、出会い系サイトで女性と偽り、女にメールを出しまくったた。何度かメール交換しながら、お金がいっぱいもらえるアルバイトがあると巧みに誘い、金持ちのおじさんと援助交際すればとお持ちかける。

説得できたら場所を決め、直前になると自分は忙しくて行けないので直接おじさんに行ってもらうと連絡。で、男に戻って少女と会い、ホテルへ直行するというわけだ。

もう、コイツの場合は強制わいせつの前科2犯だから確信犯。中・高生が大好きなのである。ま、13才がすでにセックス経験ありだということにも驚くが。しかも、セコイことにこの男、ビデオは撮るわ金は払わず逃げるわのケチケチぶりだった。それが原因で訴えられて御用である。

冴えない風貌を悪知恵でカバーする知能犯ならまだしも不払い男じゃなあ。悪知恵というても、凄いドリョクしてるのに金を払わないばかりにすぐ捕まってるし。つけた名前が《藤井マキ》ていうのもどうか。いいアイデアだと思ったんだろうけど、オレは同世代として恥ずかしいよ。

ジャニーズ系ひルックスでなぜ、そこまでやる?

これまでの傍聴経験から、わいせつ事件で捕まるのは女にモテないタイプだと思っていた。でも、そうじゃなかった。人は見かけによらない。傍聴席に座っていると、やってきたのはジャニーズ系の男前。放っておいても女が寄ってきそうなやつだ。

ところが外見とは裏腹に、中学生時代の強姦未遂を皮切りに、シンナー、窃盗など前科4犯のキャリア保持者。2年前に実刑もくらっている。今回は大胆にも新宿の雑踏で、大勢の人がいるなか、酔うぱらってナンパしそこねた女に殴る蹴るの暴行を加え、さらにブラジャーをはぎ取って胸をもみまくり、さらに押し倒そうとしたところを現行犯逮捕されたものだ。

そこまでしなくても、がんばったら女のひとりくらいゲットできそうなのに、実に不思議である。

「公衆の面前で下着をはずして強制わいせつ行為をする事件は、私も初めてだ」と、裁判官も戸惑いを隠せない。裁判官は興味シンシンだし、弁護側は酒の勢いだうたからこそ公衆の面前でやったと言えるし、検察は前利をタテに極悪非道ぶりを強調するだろう。さあ盛り上がるかー

被告は罪を認めており、弁護士にゆだねておとなしくしているのが得策だと思えた。言いたいことはあるだろう。でも、被告ばかり突う走る裁判では、それぞれのプロが腕を発揮できる見せ場がない。苦しくても、ここは辛抱する一手だ。ああ、でもやうちゃうんだなあ。なんだ「流れでやってしまいました」って。

「(ムショを)出てから5年以内なんで(自動的に実刑となる)入るしかないです」

なんてわかりきったことを言うんじゃないよ。それは弁護人の役目だろう。わかっていながらすぐに捕まる犯罪を犯したのは酒によって判断力がなかったからだ、と。ね、裁判官がわざわざそこを話題にしたのは伏線なんだよ。この裁判、動機の部分で駆け引きになるぞってサインなの。そこを軸として、少しでも短い刑期に着地させるのが彼ら
の仕事であり見せ場。ジャマしたらいかんよ。

検察にしても、被告がうなだれていればこそ攻めがいがあるというものなのに、そんな態度では持ち前のネチネチ感が出せないのである。

「そのときあなたはどうしても胸に触りたかったんだ。できればそれ以上のこともしたかうたんじゃないの」

と言わせてあげなきゃ仕事にならんだろう。傍聴人にとっては正義を振りかざす嫌みな検察のテクニックも聞き所なのだ。それにこの事件には、ふくらむ要素がある。事件当時、被告が居候していた友人が新宿の遊び人らしいのだ。過去の犯罪歴からシンナーやクスリのつながりがあったとしてもヘンではない。

検察はそこについても質問を用意していたが、とりあえずムショに放り込むことを優先させることにしたようで、深くは追及しない。こうなったら弁護士はお手上げだ。裁判官も長引かせてもしょうがないと判断したらしく速攻判決ということになうた。検察の求刑2年に対し、1年6ケ月の言い渡し。