出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

社会人がサークルを作って女子大生と近づく

社会人になり早5年。少しはモテるかもと思って選んだ流通業界だが、現実は暗い倉庫で商品管理を続ける毎日だ。
くそ-、こんなはずじゃなかったのに…。その春の朝もうつむき加減で出社していると、会社の最寄り駅周辺に、いつもは見かけないサーファー風ニイちゃんが大勢たむろする光景に出くわした。キミら何やっとん?
見ると、彼らは手に手にカラフルなチラシを握っている。どうやら近くの女子大の入学式に合わせ、サークルの勧誘にやってきたらしい。

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ええのー学生は。女の子と仲良くなる機会があって。
コンパでキスしたり、河口湖で乱交したりするのかい。俺も学生時代に戻りて-よ。まさかこんなアホ面の茶髪ニイちゃんを羨望の眼差しで見つめることになろうとはな…。
見てる必要ないじゃん。俺も偽サークルを作って学生になりきり、女子大生と近づいてやろうじゃないの。
そうと決まれば即実行○まずはチラシの作成からだ。大学は早稲田でいいか。サークル名は「秘湯めぐりの会」にしよう。温泉好きの女って多いからな…ふふふ。
昼休みに女子大前で配布し始めて3日目、携帯が鳴った。
「あの-、新歓コンパ行きたんですけど-」
「ああ、はいはい」
どうも友達と2人で来るらしいよつしやもっとドンドンかけてこんかい。と、意気込む俺だったが、結局参加表明をよこしたのはこの2人だけだった。ま、よかろう。
ところで、サークルのコンパに男が俺1人というのも変だし、バランスもよろしくない。当日のコンパの直前にもう一人参加する先輩が言う
「新歓に4人しか集まらないって、不審がられね-かな?」
「そうっすかね-」
「じゃあさ、こういうことにしない?」
アイディアはこうだ。メンバーが集まらなかったので、残念ながら正式なコンパは中止になった。でもせっかく来てくれたんだから、今日はサークルの会費でオゴる
「おっしゃそれでいきましょ」
「こんにちは-」
約束の時間に高田馬場に現れたのは、どこからどう見ても女子大生の2人組だった。俺たちの風貌を見ても疑うことはなく、コンパ中止の知らせにも
「オゴってくれるの-。ありがとう」
と屈託ない。
「わたし、温泉行きたかったんですよ-」
「わたしも-」
居酒屋でもサークルの実在を疑わぬ彼女ら。そうかいそうかい、勝手に行けば?俺たちや温泉なんかに関心ないもんね。
学部や学年に対する突っ込みも無難にかわした俺たちは、
さらに2次会のカラオケに2人を連れ込む。
が、そこでいきなり先輩がブルーハーツを歌い出した。
「ナニーこの曲?」
おっさん、それあんたの青春の歌でしよ。今の大学生はこんな曲歌いませんで。
会は盛り上がり、2組別れながらお互い口説く。いい感じになりながら最後の段階へ
「こっそりばっくれてホテルいかない?」
「いやだ、わたし社会人の方がいいんだ」