出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

モテたいために悩み相談にのって宗教を作った僕

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女をパクパク食いまくりたい。これは男なら誰もかんがえるであろう。

が、当然ながらその権利を有するのは限られた者だけ。ジャニーズ顔、スポーツ選手、金持ち。う~ナメんな、ウンコ野郎ー

高校時代までのボクはそんな怨念に取りつかれながら生きていた。そんじょそこらの女好きとは一線を画す強烈な性欲、しかし見かけはオヤジ顔の貧乏ったれ。まったく空回り人生も甚だしい。ところが人間、どんなヘタレでもーつくらいは取柄がある。

ボクの場合のソレは話術だった。笑かしのトークはもちろん、聞く者を静まり返せるのも目由自在。時に成勤を与えることすらあった。なぜにさほど口が巧いのか、自分でもわかりない。が、この紛れもない才能か後の人生を変え、今の自分を作った。実はボク、口先ーつでたくさんの女から尊敬と信頼の眼差しを受ける、ひとかとの教祖様なのである。

親身なフリすりゃお股もパッカリ。コトの発端は6年前の大阪。数年の下積み時代を経て、ー件のパブを経管していたころにさかのぽる。パブを含め飲み屋に来る女というのは何かしら悩みを内に秘めているものだ。酒を飲みつつ店長にあれやこれやと相談、というシーンは珍しくない。

ボクの店も例外ではなく、

「ちょっと店長ー」などと、しからみを抱えた女客が少なくなかった。しかし、これが実に面倒臭い。聞いたところで、どのみち

「ペットのネコちゃんが死んじゃってねえ」とか彼氏から雷諮がきいひんのー。

など眠たい話ばかり。といっても商売上、邪険にあしらうのはよろしくない。酔っ払って泣く泣く語り出す女の子たちに話を合わせ、適当に元気づけたりするのが日課だった。

ところが、そのうち予相しない事態が起きた。迷える女というものは、ペラペラ話す。いい加減な励ましにすら、強く感動するのだろうか。しだいに「あの店長はいい人。心が癒される」なんて評判が客の間に定看してきたのだ。

恥ずかしながら、周りの人間に「口かり生まれた男」と言わしめてきた男である。ボクは改めて自分の才能を認識すると同時に、ハタと考えた。
この勝手な評判を逆手にとってオイシイ思いができないだろうか。キミを癒してあげるかり、ボクのことも癒してよ。やり方しだいでパクバクできるんちゃうやろか。思いたったがソク行動。まずボクは、これまで受身一辺倒だった悩み相談を自ら仕掛けることにした。女のコに電話をかけ、悩みを聞き出すのだ。

「困っていることとか悩んでいることあったら何でも言ってよ」

「うーん。でもいま幸せやしね」

ノーテンキにこんなことをホザく女には揺さぶりをかけてやる。

「幸せやと思ってるときが、一番ヤバイんやで。すでに不幸は始まってんで」

「やっぱそーっなんかな」

相手か同調し始めたらシメたもの。果たして、この悪質な悩み相談は、瞬く間に効果を発揮した。食いまくりとはいかないまでも、親身なフリして優しくすれば、心ばかりか股までパッカリ開くコも少なくない。いやーカルイカルイ。

が、世のなか調子のいいことばかりは続かない。間抜けなことに、仕事そっちのけで相談とうつつを抜かしていたのが崇り、店の経営が悪化したのだ。

慌てて気持ちを引き締め、立て直しを図ったものの、すでに手遅れ。結局、借金で身動きがとれなくなりパフは閉店、いい歳こいてフリーターなんぞに成り下がってしまった。自然、出入りしていた常連の女客とも疎遠になったのは言うまでもない。
「シャブを止めたい?もっとおやりなさいっ」

一度はパブのオーナー、一国一城の主だった自分である。それがコンビ二でバイトとは何たる憂き目。アホ。オレのアホ。自暴自棄になりかけたボクに、かつての常連から連絡が集まりだしたのはそれからしばらくのことだった。再び電話をよこしてきた3人の女は、いずれも風俗嬢である。

一般の職業よりもストレスのたまる仕事、癒されたいという願いも人一倍なのだろう。ここで、ボクが彼女らといかなる会話を交したか。一例をあげると、

「ワタシ、シャ。フがなかなか止められへんの」

「なせ止める必要があるの?もっとおやりなさい」

とにかくこの調子で間答を続ける。基本は女のコが気持ちのよくなる会話を織り交ぜること。もともと安易に風俗へ走る、ちょっと頭の弱いコばかりなのだ。考えるスキを与1えず、ワケのわからん理屈を洪水のように流し込んでやればいいのである。

「いつもそんなこと考えてはんの」

「まあな」

そして2、3時間もすると自分をこんなに認めてくれる人がいる。あー幸せ、幸せ

などと涙を流す間抜けが一丁出来上がる。で、一そのスキにいただく。まあちょっとした洗脳と言っても差支えないだろう。しかも、一度こうした安楽を得ると、人間とは不思議なもので、ツラくなれば当然のようにまた安らぎを求め出す。図に乗って何度
も幸せにしてやるうち、目に見えて女たちが深みにハマりだしてきたのだ。他人の中で自分の存在か大きくなっていく、その経緯を目の当りにするのはユカイ、ユカイ。もっと、こういう女たちを周りに増やしたい。もっとパクパクしたい。ボクの欲望はますます膨らんでいくのだった。
造反する信者は集会で罵倒

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ある日、風俗嬢を3人一堂に会させてみた。互いに面識のなかった彼女らを顔見知りにさせ定期的に集会を行えば、自然に人も増えると考えたのだ。狙いはもうトンピシャだった。

各々が「すこい人がおるから。ー回相談してみ」などと宣伝しては、しがらみを持った友人、知人を連れてきたのである。悩める女たちの集会。そこに参加した女が、また別の女を連れてくる。よしよしイイ展開だ。女の数が10人を超えたころ、会の名称を「ナーム教」に決定した。由来は…何もない。単に語呂が良かっただけの話だ。

ただ、新規で入会しようとするコを含め、公の場でナーム教と名乗ることは極力避けた。宗教めいた名のせいで腰を引かれたら困るし、警察や右翼にチャチャを入れられてもうっとうしい。真剣に宗教を作りたいという思いは微塵もなく、単にボクー人が、安心して楽しめるセックスサークルであればよかったのだ。ナーム教はすでに女だらけの天国状態、女子大生からショーダンサーまでよりどりみどりである。さーてどれかり食おうかなあと有頂天になった。

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人間が増加するにつれ、人格がやたら神格化されていっていたのである。ありがたい話をする偉い人、そんな態度で接せられるとやりにくい。

かといって無理やりバクつけば信用は一気に崩れ、せっかく集まった女どもが逃げてしまう。ヤリたいけとヤレないジレンマ。そんな落をし穴が待っていたとは。

仕方なく、パクパクはいったん置いといて、女のコをさらに増やすことにした。いずれ出現するであろう、とびっきりの女が現れるまで雑魚食いを止めようと思ったのだ。ところで、どの団体でも所帯が大きくなれば造反する輩が出てくる。同じくナーム教でも信者(会員のこと)が20人を超えたころ、

「あんなもん、インチキや」と反抗するものが現れた。ここで普通なら、

「忌忌しいヤツめ」と腹立つものだが、ボクはむしろ喜んだ。こういう不埼な女をみんなの前で手なづければ、さらに神秘性が磐石になる。とりあえす次の集会までに不埼女を個別に呼び出しておこう。

「確かにに君の言うとおりや。ボクは神でもなんでもない。ただ味のある人間になろうと努力してるだけなんだよ」「は?」

「上カルビや上ロースのようになったらアカン。あんたも煮込めば煮込むほど味のでるスジ肉、いわばクズ肉のような人間を目指しなさい」

どんな強情な女でもマンツーマンで対話すれば、必ず丸め込む自信はある。で、ー時間かかってこの娘に叩きこんだことは2つ。

ボクはやはりいい人であるということと、もうーつ、彼女がクズ肉のような人間=クズ人間であるということだ。そして集会当日、ボクは立ちあかり、例の彼女をぬらりと指差し、みなの前で叫んだ。

「お前はクズ人間だっ」

場は一瞬、静まり返る。何しろ、先日までヤイヤイ文句をいって騒いでいたコを罵倒したのだ。みなの間に恐怖が交錯するなか、彼女はニコっと笑顔で応えた。

「はい、そのとおり。私はクズでございます」

今度は

「えー」と、驚きの嵐である。そして間髪入れず湧き起こるボクへの賞賛

「キミたち、ボクは誰ですか?」

「神様です。」

ナーム教の爆進はとどまることを知らなかった。ある日突如、町の名士が

「公演を開いてください」

しかしこの一件は、少々効果があり過ぎた。ウワサが信者の家族にまで届き出したのだ。そして、ある日。信者の中に、町の名士を父親に持つコがいたのだが、彼女が親にぜひ会ってもらいたいと言ってきた。邪魔臭いとも言えす、とりあえずそのコの家を訪間してみると…。

「あなたがヒロポン先生ですか」「あ、はい」

「公演会をやっていただきたいのですが」

なんでも、手のつけられないヤンチャ娘がイイ子に更正し、威勤したのだといつ。し、知らんがな。お前んとこの娘をパクついてやろうと思っただけやんけ。パープリンな小娘たちとは違い、般若、心経をかじってるようなジジィやババァも来ると聞く。そんなモンにボクのウサン臭い話が通用するわけがない。足元をすくわれて恥をかくのがオチだ。とにかくヤバイ。ボクは、とっさにこう返した。

「ほう。それは結構なことですが、公演会などのような体裁をとると一番後の方々に、私の声が届かない場合もある。それではカワイそうやないですか。だから来た人がみんなで話せるように親睦会をやりましょ」

「あ、なるほど。さすがはヒロポン先生」

数日後、公民館の一室でボクは上座に座っていた。目の前には、名士が集めたオッサン、オバハンがざっと30人。女のコたちに口止めしていたこともあり、さすかにナーム教といつ呼称やボクが神と名乗っているのはみな知らないようだが、ワンワン降り注ぐ好奇心が実にイタい。

しばらくして、

「先生、そろそろありがたーいお話、お願いします」

ときやっがた。が、そんなこノとは予相すみ。

「まあ、とりあえず飲みましょうよ」

話しかけられるスキを与えずキビキビとお酌をして回る。とにかくドンドン飲ませて、うるさいヤツから酔い潰すのだ。同時にお調子者ぶりをフルに発揮して場を和ますことを心れない。その結果

「いやー、先生。お若いのにホンマにできた人ですな。実に楽しい集まりでしたわ」「いやいや、もったいないお言葉。私なんて、しょっもない人間です」

ふう。どうにかこうにか、ピンチを乗りきることができたが、こんなことでは身が持たん。折りしもナーム教の存在が町に広がりだし、いやがらせや

「けったいな宗教やってるらしいで」

などといっ中傷があちこちで起き始めていた。もういい。それなりにかわいいコもおることやし、トツトとやってしまおう。しびれをきらしたボクは遂にパクパクを解禁したのである。

結局ヤレずに風俗三昧。ホンマアホですわ

「おい、すぐにヤレるコをナーム教に連れて来い」「お前、させなさい」

恐い顔をして、次々と女のコにせまってみる。

「ひーそんな人やと思わんかったわ。ショックやわー」

じゃかあしいわい。そんな反応は先刻承知じゃ、ぽけ、かす。

「みんなこのコト知ったらどう思うのん?」

「神社でも何でも同じやどお。合格祈願やらで10円、100円放り込んどるんじゃ。なんでタダでご利益ある思てんねん。オメコ、早ようよこさんかい。さあよこせ」

「イヤ、イヤっ」「お前が幸福感に浸ってられるのはナーム教におるからこそなんや。でも、出てってもらうぞ。もう捨て子にするぞ。ええんか」

「堪忍してください。」

調子に乗って、自分の神秘性を演出しすぎたせいであろう。崇めれば崇めるほど、彼女たちはボクをセックスの対象として見れなくなっていた。そう、事態はすでに手遅れだったのだ。

しかも、脅して股を開かせたはいいが、肝心のチンポが少したたない。自分で言うのもなんだが、泣かせてまでオメコをする極悪人にどうしてもなりきれない。

「むははは。冗談だよ、チミィ」「え」

「私にさせろ、させろと言われて人間不信になったやろ?」「はい。ぐすぐす」

「そうやろ。これはね、孤独に耐える修行だったのだよ」「さすが、ヒロポン」

…ボクはアホなんやろか。とはいえ、タマルものはどうしようもない。で、どうするかというと…へ、ヘルス。さらに、お、雄琴。

女を集めてタダマン天国、でたらめにバクパクとヤリまくるつもりが、逆にボクがたくさんのしがらみを背負い込むハメになったのだ。風俗費用はドントンかさむee方、ホンマなんのこっちゃい。

どないしよ、これから。最初の目的かり逸脱し、ナーム教が抹走を始めていることに改めてボクは頭を抱え、すっきりしない日々を過こしていた。しかし、そんな苦悩の日々も突然終わりを告げる。ある日を境にボクの心境は劇的な変化を隊げたのだ。ある信者のー人に家へ招かれ、お茶を飲んでいると、母親が現れ口を開いた。

「先生、ウチの子が、何やわからん皮膚病にかかってるんですよ」

聞けば体中に発疹かでき、学校を休んでいる。そこでボクの力で何とかならないか、というのだ。ここ最近の迷走をまさに象徴する出来事。今さらナーム教なんてなど言えるわけもなく、ヤケクソで対処しようと思ったそのとき。なんと、その7、8才の子供ボクの顔を見て拝み出すのであわてて念力を送る真似事をしてとり繕い、その日は帰宅したのだ。

数日後、改めて母親から連絡がった

「おかげさんで息子の発疹が消えましたわ。これからも娘ともどもよろしくお願いします」

「いえ、そんな・・」

病気自体、もともと大したことがなかったのだろャ2自分が何か
したとは思えない。しかし、経緯はどうであれ、母親に心かり成謝されたことで思わず背中に快感が走った。これまでも、信者のコたちに感謝されたり崇められたりしたことはあったが、少年の拝む姿、あれを見たとき、初めて自分がどえらい影響力を持っていたのだと心底思い知らされたのだ。

純粋な人助けも悪くない。物理的な救済はできずとも、心の救済ならできるんじゃなかろうか。信者の女のコたちは、風俗嬢を筆頭にシャブ中、堕胎経験者、不良と、本采がアカン子たちの集まりである。ボクはなんとか社会復帰をさせてあけられないものかと、考えるまでになっていた。

こうなると不思議なもので、自分の元に集まってくる人間にも多少の変化が現れだした。定例の集会を居酒屋で楽しくやっていたとき、見知らぬオヤジが近ついてきた。「へへえー。何かええ話をされてますな。ワシも加わってよろしい?」

「ええ、いいですよ」

酔うにつれ、しきりと「寂しいんや、ワシ」を繰り返すオヤジ。

話を聞いてやるうち、ズルズル長引き、結局家まで連れていかれることになった。

「何があったのか知りませんけど、ボクはー度の出会いでも大事にします。例えあなたが人殺しでもボクはあなたの味方です」
「ホンマですか」

ところが大笑い。このオヤジ、ホンマもホンマ、れっきとした殺人犯&ヤクザだった。もっとも、ちゃんと服役をまっとうしてきているので問題はないのだが、歳をとると共に色々と繊悔の念に苦しめられていたのだろう。ふん、かわいそうやな。オヤジに同情せずにはいられないボクだった。
その後、例のオヤジはヤクザから足を洗い、力タギとなって働き出した。不良娘たちも就職し、しがないショーダンサーはあるミュージカルで主役を張るほとその界醸では著名な人間に成り上がった。ナーム教の信者も相変わらず増え続け、正確な人数が把握できないほどだ。かわいいコもわんさかいる。でも、絶対に手は付けない。チンポがビキビキになっても必死に抑えている。あーなんて不幸なボク。力ネもとらなきゃオメコもとらぬ、善良な団体。ナームーナームー辛せなあなた。ナーム教が救ってあげますよ。ボクの元へいらつしゃーい。