出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

高収入の男パーティ・イベントスタッフの募集の内容が怪しすぎた

5月のある日のタ方、いつものように駅で「Tスポ」を購入、求人欄でバイトを探していたときのこと。月収40万円もらえるパーティ・イベントスタッフの募集を見つけた。いったいどんなイベントなんだと思うが、問い合わせてみて納得。電話に出た20代後半くらいの男によれば、その会社が主催する「ねるとんパーティー」に欠員が出たときに代役として参加して盛り上げたり、他の男性会員を引き立てる人間が欲しいとう。

「ま、要するにサクラね。ただ、面接してもらわないと、仕事はできないけど」

普通、サクラといえば女性の仕事だが、前に男性のサクラ(医者とかだったと思うが)もあるなんて書いてあったし、もしかしたらそういうワンランク上のハイソなパーティなのかも。さらに男が言うには、パーティに参加して仲良くなったメンバーとプライベートで仲良くなって、再びパーティに誘うことができれば、それにも歩合いがつくらしい。どうしてこんな仕事をわざわざスボーツ新聞の三行広告で募集するのかよくわからないが、なかなかおいしそうな内容ではないか。

さっそく翌日、電話でアボを取り面接へ。5時15分ごろ、池袋駅の西口から連絡を入れてくれというので、指示どおりに電話してみると、

「前の人がまだ面接してるのよ。もうちょっとそこで待機しててもらえる?終わりしだいこっちから連絡するんで」とのこと。
ゲーセンでヒマをつぶしながらまってくれというので、待つこと15分、再びケータイが鳴った。「前の人が終わったから、ホテルメトロポリタンの4××室まで来てください」たかが面接ごときで、どうしてそんないいホテルを使うのか知らんが、これもハイクラスだからなんだろうか。僕は急いでホテルへ直行し、指定された部屋のチャイムを押した。

中から出てきたのは、グレーのダブルのスーツに、ド派手なネクタイを締めた、田舎のホスト風情。田舎ホストは僕の履歴書を受け取りさっと目を通すと都合のいい曜日や、趣味、よく遊びに行くところを尋ねた後、改めて説明を始めた。仕事の内容は、電話で聞いたのとほぼ同じ、ねるとんパーティのサクラ。ー回で2万円もらえるらしい。面接の合否は翌日に電話で。
いわれたとおりかけてみるとあっさり合格の返事。が、喜んだのも束の間、男はこんなことを言い出した。

「じゃあこれからいろんな現場に行ってもらうんだけど、昨日、面接の担当者から聞いてるよね、ー回目のお仕事は慣れてもらう意味で、ギャラが出ないから。」
「仕事で女性とのデートの代役をやってもらう場合もありますがその辺は大丈夫?」何やら雲行きが怪しくなってきた。まず、ギャラが出ないなんて聞いてないし、女性のデートの相手なんてのも初耳。そんなウマイ話があるとは思えないが、次の日にさっそく「明日なんだけど、空いてる?タ方くらいに銀座周辺でお仕事があるんだけど。援助交際の相手なんですよ。大丈夫でしょ、山本クンなら」「援助って、僕が援助して・・」「んなわけないでしょ。してもらう方。こういっお仕事はごくまれなんだけど、女性会員のKさんって方から、20代前半の男のコを紹介してほしいって言われたんだよ」

うーむ、怪しい。イベントスタッフがどう転べば逆援助になるんだよ。ギャラ60万でも、保証金15万が必要。迷った末、僕はOKしてKさんという40才のオバサンと会ってみることにした。待ち合わせ場所に指定されたのは銀座第ーホテル内の喫茶店。会社の連中は、よっぽどホテルが好きなんだろうか。

そして当日の午後2時、指定の店でコーヒーをすすりなおばさんを待っていると、品の良いショートカツトに、高そうなネックレス&めがね、肩にヴイトンのバッグを下げたオバサンがあたりをキョロキョ口と見回しながら近づいてきた。

「山本クンでしょ」やっばりな。川島なおみのような40才が来ると思った俺がバカだったが、オバサンもオバサンで調子のイイことをしゃべりまくる。

「今までも会社の方から結構紹介してもらったんだけど、なかなかいいコがいなっくてね。その点あなたなんか身長高いし、いい身体してそうだかり食べちゃおうかしら」「私もね、昔はチヤホヤされたくてホストクラブに通ったわ。こう見えても結構遊んだのよ」オバサンの一方的なトーク攻撃を浴びること約ー時間、彼女は「結果は明日、事務所の方に電話して聞いてね。楽しみにしててちょうだい」と言い残して去っていった。次の日、会社に電話を入れると結果はやはり合格。

「山本さんのことを大変気に入っておられました」だと。援助額については、オバサンが僕と2週間にー回のペースで合計6回(約3カ月)会い、3回目の終了時に30万円、6回すべて終わった時点で30万円の計60万を現金で払うという。予想以上の高額給だが、僕はあっさりこの仕事を断ってしまった。というのも、万一僕がおばさんとトラブって契約が破棄されたら会社が側非常に損害を被ってしまうので、事前に「保証金」の名目で15万円を会社の口座まで振り込んでもらわないと仕事は頼めないと事務所側が言ってきたからだ。

報酬で相手を釣っておいて、保証金の名目で金を払わせるこの手口、出張ホスト詐欺とソックリ同じじゃないか。保証金を払ったところで、仕事なんて来ないだろうし、へタすりゃトンズラされるのがオチだろう。ったく、なにが「ねるとんのサクラ」だよーってなモン一だが、オバサンの逆援助にわざわざ保証金まで払うヤツなんているのだろうか。いるとすれば、ひっかかるヤツの方がどうかしていると思うのだけど。