出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

ラインが既読にもならないので、我慢できずに怒りの電話をかけてしまった

勃起不全のことは棚上げにしたまま、時は過ぎた。EDの原因を父親の病気のせいにしながら、あいかわらずセックス抜きのデートを繰り返し、そしてある日、いてもたってもいられず、ついにある行動に移してしまった。
金曜の夜、またオグからラインの返事が来なかったので、翌日、我慢できずに怒りの電話をかけたのだ。
その電話の模様をお届けすることにする。なんだか最近、痴話喧嘩のような報告ばっかりになって申し訳ないが、これも長年モテなかった男に彼女ができたときのサンプル例として、なにかの役に立てていただきたい。
●=赤澤 ○=オグ
●あ、もしもし。
○あ、はい……。
●またライン戻ってきてないんやけど。
○あ、すみません…。
●既読にもならへんっておかしいやん。
スマホ見てなかったので。
●そんなことってある? 普通見るもんやん。
○はい…。
●なんで? ずっと未読のままなんやけど。
○飲み会があって…。
●飲み会? 会社の?
○はい。
●また行ってたん?
○ええ、誘われたので。
●そんなん断ったらええやん。
○いや、そういうわけにもいかなくて。上司の誘いなんで。
●上司とか関係あらへんやん。週に2回も3回も飲み会行ってるやん。オレはそんなん断れないヤツがイヤやねん。
○…はい。
●で、飲み会やから返事できひんってのもオカシイと思うんやけど。
○え、でも…。
スマホそばにあるんやし。
○そんな…。1時間ごとにチェックするんですか?
●1時間どころか5分ごとにでも見たらええねん。
○帰りたがってると思われてしまって、上司に失礼じゃないですか。
●そんなずっと文字打ってるわけちゃうんやから、誰も気にしーひんし。
○でも飲み会でスマホ気にしてる人がいたら、気分悪くないですか?
●返事しなくてオレが気分悪くするのはええん?
○……。
●オレのこと軽視してるとしか思えへんねんけど。
○もう飲み会に行ったらダメってことですか。
●ダメとは言ってないけど、ウーロン茶しか飲まんかったらええねん。それならすぐ帰れるし。
○ウ、ウーロン茶ですか…。
●ビール飲むから、ずるずるもう一杯もう一杯ってなるねん。
○それが飲み会じゃないですか。
●そもそも飲み会をする目的もわからんねんけど。
○目的って…。
●会話したいなら喫茶店でええやん。
○飲みながらしかしゃべれないこともありますよ。
●そう思い込んでるだけやねん。ほんまは理由つけて酔っぱらいたいだけやねん。
○そういうのもあるでしょうけど…。
●酔いたいなら家で飲めばええのに、そうやって大勢で群れて甘えてるだけやねん。
○……。
オグは会社で事務員をしている。おそらく、女だし、付き合いもいいし、酒量も多いし、ということで飲み会要員として重宝されているのだろう。しかし、その〝利用されてる感〞がオレとしてはたまらなくイヤなのだ。
●そんな飲み会ばっかりやってる会社、辞めたらええのに。
○辞めてどうやって生活するんですか?
●だいたい飲み会が週に何回もあるなんておかしいやん。アホばっかりやん。スティーブジョブスも、会社にアホがいるとアホを呼ぶって言ってるねん。
○……。
●それに、帰りの電車とかでも返事できるはずやし。
○できないときもあるんですよ。
●また三次会まで行ったん?
○三次会が終わって、友達が酔っぱらったので、家まで送っていったんです。
●はあ? そんなん捨てていったらええのに。
○女の子なんですけど。
●男でも女でも、泥酔するのは自己管理ができてないからや
○酔った女の子、ほっておくんですか?
●ほっといたらええやん。自分の責任なんやし。
○……。
●酔ってても責任は問われるねん。小出恵介を見たらわかるやん。
○……。
●酒なんてコミュニケーションの手段やねん。泥酔するようなヤツは酒が目的になってるわけで、そんなんは甘いもんに群がるアリと一緒で下等生物やねん。
○じゃあ私が酔っぱらってたらどうしますか?
●家の中なら、場合によっては認めるけど。それも3年に1回とかなら。
○3年……。
●家の外なら厳しいわ。あきれてしまうかも。
○あきれて、ほって帰るんですか。
●泥酔してたらあきれて帰るかも。
○……。
●そこまで飲む人の気持ちがまったくわからへんし。
○それは赤澤さんがお酒を飲まないからですよ。
●まあ、わかりたいとも思わへんけど。
○……。
だいたい、オレは酔っ払いという連中が大嫌いなのだ。迷惑ばかりかけて反省もせず、むしろ酒のうえの出来事だからと、武勇伝のように誇る連中が。
どうせオグの会社の人間もその類なのだろう。そんな連中とは交わってほしくないものだ。
●とにかくずっと未読なんもイライラするし、既読で返事ないのもイライラするんやけど。
○未読はしかたないじゃないですか。
●しかたなくないね。こまめにチェックすれば気づくはずやし。
○そんなにスマホ見れないですよ。
●それでも定期的に見る機会はあるはずやん。昼休みとか、会社帰りとか、寝る前とか。
○そうですけど…。
●なんでそれやのに未読なん?
○来てるのわかってても、後で見ようってこともあるんですよ。既読にすると、すぐ返事しなきゃいけないとか思うので。
●え、既読になっても返事こーへん
○それはどう返事していいかわからなくて、そのままになったり…。
●どういうこと?
○だからまだ予定が見えないときのこととか聞かれても、すぐに返事できなくてそのままになったりとか。
●それなら、まだ予定見えないって返事したらええやん。
○そうなんですけど…。
●とにかくすぐに返事ほしいんやけど。
○わかりました……。
●スタンプだけとか、そんなんあかんし。
○え……。
●ある程度の長文じゃないと、なにも伝わらんやん。
○はい…。
●それじゃ。
○はい。
この電話から2週間ほどが経つが、オグの仕事が忙しいため、まだ会ってはいない。肝心のラインの返事だが、さすがに既読スルーはなくなったものの、数時間以上未読のままのことはあいかわらず多い。
ここまで書いたところで、オグと出会ったころ、過去に付き合った男性について聞いたときのことをふと思い出した。そのときオグはこう言っていた。
「前彼はすごい束縛系だったから別れたんですよ」
ちょっとドキッとした。世の中では、飲み会に行くなとか、返事をすぐしろとか、そんなことを言う男のことを束縛系と呼ぶのでは…。まったく意識していなかった。昔からオレはこんなにうるさかっただろうか。そんな記憶はないのだが。これはオグという女性に、男をそうさせてしまう何かがあるからなのかも…