出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

ストーカーのおかげで女の子と友達になれた話

部屋の更新期限が近づいたこともあり、勤務先のホストクラブに近い新大久保のマンションに引っ越すことにした。一人暮らし用の1DKの部屋だ。無事に引っ越しを終えてしばらく経ったころ、マンションのポストに、携帯電話の請求書が届いた。宛先の名前は俺ではなく、女の名前で「小島麻美(仮名)」とあった。恐らく前の住人のものだろう。その後もクレジットカードの請求書やら化粧品のダイレクトメールなど、同じ女の名前宛てに郵便物が立て続けに届く。
なんで住所変更してないんだろう。夜逃げでもしたのか。新大久保は不安定な水商売や風俗嬢が多い土地柄だけに、そういうパターンも多いとは思うが。そんなある日のこと。早朝に仕事を終えて自宅に帰ってくると、マンション入り口に不審な男がいた。なんとソイツ、オレの部屋の郵便受けをあさってやがる。
「おい、お前、なにやってんだよ!」
「あ、え・・・」
「オレの部屋に何か用か?」
「いや…別に」
俺はこのときすでに確信していた。こいつ、前の住人、小島麻美のストーカーなんじゃねーの?
「201号室に住んでるのはオレだよ。あんた、前の人と繋がりあるんじゃないの?」
「あー、ええ、はい・・・」
「知り合い?」
「付き合ってたんですけど…、最近連絡が取れなくなって、どうしたかと思って…」
付き合ってた男に内緒で引っ越すわけないだろ。そんなウソ、すぐバレんだよ。
「ホントはしつこく追いかけてるんだろ。よかったら協力しようか? うちにその子の
郵便物もあるし」
「ホントですか?」
協力すると持ちかけた途端、男は真相を語った。俺の住む201号室にいた女は風俗嬢
で、男はその客だったらしい。しつこく追いかけ回したせいで店は出禁になり、尾行か何かでこのマンションを突き止め、以前からうろちょろしていたようだ。
さてどうしたものか。キモイ男だが、協力すると言った手前、さっさと追い払うのも可哀想だ。
「わかった。じゃあ彼女の明細書に、通話相手先の番号が載ってるから、それをひとつ
教えてやろうか」
「え・・・」
「彼女がどこに電話かけてるか知りたくない? ひとつ5千円でどう?」
ストーカーとは面白いもんで、本人につながる情報ならどれほど些細なものでも欲しがるようだ。男はあっさり5千円を払い、どこの誰だかわからない(家族か?友人か?)番号をメモって帰っていった。
「あの後すぐにかかってきたよ」
 一方で、その風俗嬢にも興味を覚えたオレは、ストーカー男から聞きだした風俗店の
ホームページをチェック。なんと彼女、トップページに出てくるほどの可愛さだ。ストーカーされるだけのことはある。
いざ遊びにいったところ、現れた彼女は想像以上にいい女だった。接客も上手いしプレイ内容もいい。恋人っぽい雰囲気というか。なるほど、こりゃハマるわ。
 プレイ後の雑談タイムでさりげなくストーカーの話題を振ってみた。
「俺の友達も風俗嬢やってるんだけどさ、なんかストーカー被害に遭ってて大変みたいなんだよね。そういう経験ある?」
「ありますよ! 私も先月そのせいで引っ越ししましたもん。しかもね、この前、私の友達にも電話かけてきたみたいで。どうやって調べたんだろ。ホント怖いんですよ」
あいつ、さっそく俺が売りつけた番号にかけたのか。行動の早いやつだ。特に計画のないまま、オレは麻美の信頼感を勝ち得るため、テキトーな思いつきを口にした。
「多分そいつ、携帯会社の内部の人間じゃないかな」
「えーどうしよう。番号変えるしかないのかな」
「じゃあさ、試しに俺の携帯に掛けてみてよ。発信履歴が残ればそいつから俺の携帯にもかかってくるでしょ。そしたら俺がキッチリそいつに言ってあげるよ」
「ホントに? じゃお願いしようかな」
 麻美の携帯番号はすでにわかっていたが、こうして本人同意の上で教えてもらい、そ
して1週間後、また彼女を指名する。
「あの後すぐにストーカー男から電話かかってきたよ」
「えー! ホントに!?」
「キッチリ脅しといたから、もう他の友達にはかけてこないはずだよ」
「ありがとう」
そりゃそうだ。これ以上、オレが番号を売りつけなければいいだけの話なのだから。
この一件のおかげで、彼女とは店外デートにも成功し、恋人とセフレの中間のような関係を続けさせてもらっている。部屋に招くことができないのが、ちょっと不便だけど。