出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

隣りの家に住む人妻の不倫相手が70過ぎのジーサンだった

今年3月ごろの夜。自宅ベランダでタバコを吸っていると、我が家の目の前の生活道路を行ったり来たりする顔見知りの人物を見かけた。隣りの家に住む奥さんがガラケーで誰かとしゃべっているのだ。
やや不審な光景だった。なんでこんな夜遅くに外で電話を?家で話せばいいのに。以降、同じことが頻繁に起きた。なぜか決まって夜の10時ごろ、奥さんが我が家の近くでこそこそと電話しているのだ。まっさきに疑ったのは浮気だ。おそらくダンナが風呂に入っている時間帯を狙い、でも小学生の子供がいるから家の中は避け、わざわざ外で不倫相手と甘い会話をしているのでは?
この奥さん、歳は40前半ながらかなりの美人で、俺も彼女と深い仲になれたらなぁなどと夢想したことは一度や二度ではない。だからこそ下世話な興味も湧くわけだ。いったい彼女、不倫相手とどんな会話をしているのか。
といっても、俺にできることはさほど多くはない。ベランダの陰で息をひそめつつ、耳に全神経を集中させるか、あるいはあらかじめ自宅ガレージのクルマに身を隠しておき、より近いところで耳を澄ませるか。案の定、会話の内容をうかがい知ることはほとんどできなかったが、観察を続けていくなかで多少わかったこともあった。
電話中はたいていの場合、嬉しそうに話すものの、日によっては暗い顔で「うん、うん」と相槌を打つだけだったり、鼻をすすりながら涙声を出すこともあるのだ。
そこからイメージできるのは、不倫相手と対等に付き合っているというよりはむしろ、彼女が都合よく遊ばれているような関係性だ。うーむ。恋愛慣れしたスケコマシ野郎に振り回されているのかも。何より俺が驚いたのは、ある晩、いつものように外で電話し
ている彼女が、笑いながら言い放ったこの言葉だ。
「あははは、さすがに5回はないでしょ〜〜」
 5回?5回ってなんだ? まさかセックス回数ってこと?
「5回はない」ってことは3回、4回ならイケる体力はあるとも取れるわけで、てことは彼女の不倫相手ってソートー若いのでは?
まだ大学生かそこらのチャラい若造に夢中になって抱かれる美人熟女。そんなシーンを思い浮かべては、嫉妬とも敗北感ともつかないイヤな気分を味わう俺だった。 奥さんの浮気電話にもすっかり興味を失っていたある日、仕事の打ち合わせに向かうため新宿の街を歩いていた俺は、偶然、人混みのなかで奇妙な光景を目にする。
まず視界に飛び込んできたのはあの奥さんの姿だ。ビッチリとオシャレに決めこみ、幸せそうに隣りの男と腕を組んで歩いている。
で、その男は、俺も顔をよく知る彼女のダンナではない。ということは間違いなく、あの憎たらしい不倫相手ということになるが、はて? どっからどう見ても70過ぎのジーサンなんですけど。干しイワシみたいにショッボショボなんですけど。
我が目を疑いつつ尾行したところ、2人は歌舞伎町のラブホに吸い込まれるように入っていくではないか。彼女を毎晩のように笑顔にさせ、ときには泣かせ、そして5回だなんだと奮い立っていた(これはこっちの想像)男が、あんなジイさんだったとは!今も俺は、なんとも言えぬ気持ちで、道路でしゃべる奥さんを眺めている。