出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

アパレルショップの店員さんのナンパがうまくいったのだが

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男性店員のことが多いのだが、たまに見かける女性店員はとても可愛く、ついつい予定
にないベルトやTシャツまで買ってしまうものだ。オシャレなうえに、普段から男性客と接してるだけに競争率も高そうだが、どうにか結果を出してみたい。日曜日。待ち合わせの飯田橋駅に姿を現した佳美さんは、メガネを外して髪を縛り、活動的で可愛らしい雰囲気になっていた。
「お久しぶり」
「お久しぶりです。郷田さん、実は知り合いが近くでセミナー開いてるんですけど、一緒に行きませんか?」
「…ん? セミナーって?」
なんだなんだ、いきなり雲行きがおかしくなってきたぞ。
「田中さんって人のセミナーなんですけど」
「え、誰なの? 田中さんって。なんかの会社のセミナーってこと?」
「会社じゃなくて、田中さん個人のです」
だから誰なんだ、田中さんって。マルチ商法か。飯田橋待ち合わせってそういうことだったのかよ。でも怒って帰ればもう彼女との接点はなくなるだろう。ここはセミナーとやらに行って、大いに感銘を受けたフリをしてさらなる接近を目指すのが得策かも。「わかった。じゃあ、行こっか」
「はい! こっちです」
会場の入口付近は長蛇の列だった。ちょっとしたミュージシャンのコンサートのようだ。中には若めの男女が300人ほども集まっている。田中さん、どんだけ人気なんだよ。壇上に女が出てきて趣旨説明を行った。
「これから登場いただく田中さんは、●●大を卒業後、不動産営業を経て、ソフト●ンクに入り…」
あまりたいした経歴に聞こえないけど、いったいどんなヤツなんだろう。田中本人が登場した。日焼け顔に短髪、ビシっとしたスーツ。いかにもIT企業戦士みたいな顔つきだ。話の中身は、「しっかりと相槌を打ちましょう」「人の話は笑顔で聞きましょう」などという、あくびが100回くらい出そうなものだった。退屈な2時間のセミナーをなんとか我慢して乗り切ったところで、佳美さんから声がかかった。
「この後、ちょっとお茶でもしませんか?」
さあ、いよいよ本番だ。
「近くの居酒屋にでも入る?」
「うーん、お酒はちょっと」
「じゃ、ご飯のオイシイとこでも行こうよ」
「そうですねー。ひとまずそのへんでお茶飲みたいな」
「あ、そう」
結局、彼女の先導で駅近くの喫茶店へ。店内に入るやすぐ、佳美さんが店内にいた男に声を掛けた。
「あ、鬼塚さんだ! 一緒にいいですか?」
え? 一緒に? 見るとモッサイ男女3人が大きめのテーブルに座っている。ハメられた…。佳美さんが紹介する。
「こちら郷田さんです。こちら鬼塚さん。田中さんの知り合いなんですよ」
鬼塚がさわやかに口を開いた。
「はじめまして。僕は田中さんの友達で、この前70人くらいの前でセミナーをして…」
そこから延々と、田中とやらがいかにすごいのかという話が続いた。心底どうでもいい。俺はセックスがしたいだけなのに。
しかし当の佳美さんも周りのブス達も、うっとりしながら鬼塚の話に耳を傾けている。何なんだ、こいつら。ナニが目的なのか本当にわからないぞ。1時間超に及ぶ田中すごい話を聞き終え、オレは席を立った。出口まで見送りにきた佳美さんに、今後の探りを入れてみる。
「今日はいい話を聞けて良かったよ。今度は二人で今日のこととかいろいろ話そうよ」
「そうですね。またメールしますね」

さて、このバトルはどう展開するのか。セミナーに入れられるのが先か、チンポが入るのが先か。ま、あまり期待しないでおこう。