出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

不倫を疑われ最後のデートにしたので気合が入った

『来週、フィットネスクラブで一緒にトレーニングしませんか』
と渡瀬さんからメールでお誘いがきた。
前日は彼女から申し出があったにも関わらず、ヨガのKEIKO先生のクラスを優先してしまっている。
「あのクラスは物足りない」「先生きれいですよね」という渡瀬さんの言葉に、俺がKEIKO先生を選んだことに対する嫉妬の気持ちが込められていると感じたのは考えすぎだろうか?そして、間髪を入れず再度トレーニングデートのお誘いとは、KEIKO先生へのライバル心が俺に対する想いに火をつけたんじゃないだろうか?
俺のまったく自分に都合のいい解釈、妄想に過ぎないとは思うが、もし当たっていたら、来週はかなり期待できる展開が待ってるんじゃないだろうか。前回の飲み会のときも、ダンナの出張が中止にさえなっていなければヤレたかもしれないし。
ここは、どこまでもついていくと誓ったKEIKO先生はちょっと置いといて、目の前のターゲット渡瀬さんに集中しよう。翌週で仕事を抜けやすい時間帯をショートメールで送ると、すぐに返事が返ってきた。
『じゃ、水曜日にしましょ。せっかくなんで一緒にKEIKOさんのヨガのクラス参加しませんか』
うーん、渡瀬さん、これはいったいどういう意図なんだろう。自分の方が魅力的だと見せつけたいのか?それとも嫉妬心を感じながら燃え上がりたいと思っているのか?またしても妄想が膨らむ。
渡瀬さんに集中しにくいのでちょっとやりにくいかもしれないけど、ターゲットの美女2人と一緒に過ごす時間が楽しみでもある。 もちろん重要なのはトレーニング後だ。一緒に食事、飲み、あわよくば流れでヤッてしまいたい。
『水曜、OKですよ。晩飯もいきましょう』
『わぁ、楽しみです』
よしよし、いい感じや。夕方にはクラスが終わるので、早めの晩飯、予約しとこ。
水曜日、仕事を切り上げ、フィットネスクラブに向かう。今日は直帰だと会社
には伝えてある。ヤバい、急がないとクラスに間に合わないやないか。 着替えてスタジオに入ると、渡瀬さんが俺の分のマットも用意して待っていてくれた。
「あぁ、よかった。もしかしたら来られなくなったんかと思った」
「ごめん、ごめん。何時から来てたの?」
「うん、1時間ほど前からちょこっとマシンで身体動かしてた」
渡瀬さんはヨガ用のウェアでばっちり決めている。上はオレンジのタンクトップに薄手のTシャツ、下は体にフィットしたひざ下丈のグレーのパンツだ。ランニングウェアよりはるかに身体の線がはっきりわかってドキドキしてしまう。やっぱり、渡瀬さんいい身体してるなぁ。すぐにKEIKO先生のクラスが始まった。変わらず先生は魅力的だが、今日は渡瀬さんに集中、集中! 
身体が柔らかく、なんなくポーズを決めていく渡瀬さんに対し、身体の硬い俺は「痛てて…」と一苦労だ。渡瀬さんはそんな俺を見て、クスクス笑っている。
「ごめんね。なんか、河内さん、可愛くって」
いろんなポーズをとっている渡瀬さんの姿を凝視したいところだが、横にいるのであまり見ることができない。真後ろだったらたまらんやろなぁ。まぁ、お楽しみは夜に取っておくとするか。 
あっという間にプログラムは終了した。スタジオ出口で見送るKEIKO先生の前に来たとき、渡瀬さんが俺の腕にスッと手を添えながら「ありがとうございました」と挨拶した。なんやこれ、女って怖っ!
でも、考えてみれば、明確に俺への好意の意思表示ともとれる行為だ。今日は期待できるぞ!   
「河内さん、もう少しトレーニングしていきますか?」
「せやなぁ、早めにご飯いけへん?」
「そうですね…、その件ですけど、ちょっといいですか…」
渡瀬さんの表情が少し曇った。ちょっと待ってくれ、今日は無理やとか言わんといてな。 ベンチに腰掛けながら彼女が話し出した。
「一昨日、Mさんと話してたんですけどね…」
Mさんは3人でランニングをしていた仲間だ。俺の子供の友達の母親でもある。
「『渡瀬さんって、もしかしたら河内さんとつきあってるんとちゃう?』って言われたんですよ」
「えっ」
「ない、ない!ってすぐに否定したんですけど、Mさん、『なんか2人いい感じやったし、3人で会わなくなったし、そうかなって思って』って」
やっぱり、いきなりMさんを外したのがまずかったか?
「まぁ、軽い冗談みたいな感じで訊かれただけだからいいんですけど、勝手に噂ひろげられたら困るし。なので、もし2人で食事行っていることとか、一緒に歩いてるとことか見つかったら洒落になれへんなって」
うんうん、俺も洒落にならへん!
「だから、2人で会うのはもうやめましょ」
えぇ〜、そんな殺生な。今日の渡瀬さんのカノジョ気取りの態度はなんやったんや。せっかくいけると気合が入っていたのに…。
「あぁ、私、結婚してから、河内さんみたいに男の人とこんなに仲良くなれたの初めてやったから、めっちゃ残念やわ」
確かに残念だ。でも俺はすでに気持ちを切り替え始めていた。これから2人で会えないのはつらいが、渡瀬さんとヤレたとして、その後ずるずると付き合うというリスキーな関係を続ける気は元々なかった。
それなら、今日を最後のデートと位置づけて、どんなことをしても渡瀬さんを落とす。最初で最後のセックスになんとしても持ち込み、渡瀬さんのこの魅力的な肉体を思い残すことなく堪能するぞ!
「じゃ、今日は最後のデートになるなぁ。残念やけど、今日はおいしいもん食べて、楽しもな!」
「そやね。今日どうするかちょっと迷ってたけど、やっぱり、いきたい。楽しみましょ!」最後ってことで、俺も、そして渡瀬さんも逆に気持ちが盛り上がった形だ。
シャワーを浴び、着替えてから20分後にフィットネスクラブの出口で待ち合わせることにした。シャワールームで念入りに身体を洗う。ムスコも期待からか、すでに半勃ち状態だ。待っとけよ。今日は絶対にヤルから。出口で少し待っていると、しっかりメイクをし、いっそう綺麗な渡瀬さんが現れた。
「じゃ、いこか」
辺りはまだ明るい。手をつなぎたいが、今はやめとこう。ふと渡瀬さんを見ると、彼女も俺の方を見ていたようで目が合った。少し潤んでいて熱い目だと思った。 
お互い黙っているけど、今日ふたりは結ばれる。俺だけでなく、渡瀬さんもそう思っていると確信した。