出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

カフェで隣の席の男が偶然同じ本を読んでるなんて素敵な出会いだと思いません?

ちょっと前に喫茶店へ行ったとき、隣の席のおひとり女がたまたまオレと同じ小説を読んでいた。
「おねーさん、それ、宮部みゆきですよね?ほら一緒一緒!」
思わず声をかけると、相手も目を丸くする。
「ほんとですね」
「今どのへん読んでます?」
「まだ最初。中学校で生徒の死体が見つかったところです」
「そこから面白くなりますよ」
「そうなんですね。というか宮部みゆき好きなんですか?」
親近感からか、普通に会話が続き、気付けばすっかり盛り上がってLINE交換までしていた。はからずも出会いに繋がった格好だ(後の進展はないが)。そこでピンときた。この偶然、狙って作り出すことができないだろうか。作戦はこうだ。喫茶店で読書
中の女を見つけたら、本の表紙を見てタイトルを確認し、急いで書店で同じ本を買ってきて、偶然を装って声をかけるという流れだ。
年末の夕方。神田神保町にやって来た。本屋が多く、読書好きのメッカのような町だ。
さっそく付近の喫茶店やファーストフードを回って読書女を探すことに。声をかけやすいのは、小説とかマンガを読んでいる人間あたりだろう。何やかんやしゃべりやすいし。旅行ガイドブック系なんかもいいかも。しかし、読書女自体はチラホラいるが、ブックカバーをつけている人間ばかりでタイトルがわからず、なかなかアクションを起こせない。しかも、ようやく見つけたカバー無し女は、川谷拓三っぽい風貌の40代後半くらいのオバサンだ。
本のタイトルは『木暮荘物語/三浦しをん』スマホで調べてみると、小田急線沿線のぼろアパートを舞台にした愛とつながりの小説らしく、偶然の出会いにはぴったりの小道具だが、アラフィフ女とつながりたいとは思わん。パスそんなこんなんで探しあぐね
ること3時間ほど。そろそろあきらめかけていたとき、書店に併設されたカフェスペースで一人の若い女を見つけた。カバーを付けずに新書を読んでいるが…!?
『南京事件』すごいタイトルだな…。ひとまず隣の書店で探してみると、すんなり同じ本は見つかったが、内容は完全な戦争研究本だ。…ま、ここまで来たら行ってみっか。本を購入し、そばの席に陣取ってページをめくる。さあ、声かけだ。
「あの、一緒ですよね?」
「えっ、あっ。すごい。びっくりしました」そりゃビックリするよな。本の内容も内容だし。「歴史の勉強ですか?ぼくは、そんな感じなんですけど?」
「いいことですね。私は中国人です」えっ!?
「留学で来てます。私も勉強したいから読んでます」
「…そうなんだ」
「いま、日中関係が悪いじゃないですか。それは、やっぱり戦争に原因があると思う」
「……」
「日本の本にはどう書かれているか、ちゃんと読んでおきたい 本を購入し、そばの席に陣取ってページをめくる。さあ、声かけだ。
「あの、一緒ですよね?」「えっ、あっ。すごい。びっくりしました」
そりゃビックリするよな。本の内容も内容だし。
「歴史の勉強ですか?ぼくは、そんな感じなんですけど?」
「いいことですね。私は中国人から。アナタの感想も聞かせてください」
「…いやぁそれは」読んでないし。というか、オレ、ナンパしたいだけだし。
「…まぁ難しい話になるんで、できればじっくりしゃべりたいんだけど…。よかったらゴハン食べに行きません?」
「すみません。今日はダメです。けどアナタの意見聞きたい。チャットできますか? 
今度、私の友達も一緒に呼びます」 
…みんなで一緒に日中関係を語りあおってか。ハードル高すぎだっつーの。何だよこの展開は?いい作戦だと思うけど、やっぱり小説などを読んでる子に絞ったほうがいいでしょう。