出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

ゲイ向け盗し撮り作品にされてしまった

葛飾区のボロアパートで遅咲きの一人暮らしをはじめたオレは、最寄りの新小岩駅近くの漫画喫茶に入った。フリーターで彼女もいないオレにとって、漫画喫茶は長年付き合ってきた癒しスポットだ。特にバイトが休みの日なんかは、やることもないので、一日中いることもざらである。
店内はどこにでもあるような小汚い内装だが、オレ的にはこの雑然としたカンジが落ちつく。これからはこの店にずいぶんお世話になるんだろうなあ。雑誌数冊を持って個室に入る。狭い部屋にはパソコン、DVDプレイヤー、スリッパとひととおり揃っている。雑誌をパラパラとめくり、パソコンをカチカチ。ふー。さてと、そろそろオナニーでもしますか。他の人がどうかは知らないが、マンキツでのオナニーは、俺にとっては普通のことだ。家でもコくし、マンキツでもコく。場所は問わないのが俺の流儀だ。
適当なDVDをつけてシコシコ、エロ漫画を読んではシコシコ、ネットサーフィンしてシコシコ。ふぅ、今日もたっぷり出たぞ。
それからもたびたびその店に行ってはオナニーをさせていただいた。ドリンク飲み放題で、半日いても2千円もいかない。オナネタもさくっと見つかるのだから、こんなに快適なスペースはない。ある休日、例の漫画喫茶に入店してしばらくすると、いつものようにムラムラしてきた。適当にエロ動画でも探すか。
どれどれ、この女優カワイイじゃん。あ、こっちの新作出たんだ。…ん?いちゃつくカップルでも撮ったのか。いいじゃないの。
ところが出てきたのは想像の範疇を超えた動画だった。マンキツの個室らしき場所で
ナニをしごくスーツ姿のオッサンを上から撮影しているのだ。ゲイ向けかよ! うえー、気持ち悪いの見ちゃったよ。普通ならここですぐに消すのだろう。当然オレもそうするつもりだったが、気になるモノが目に入ってしまった。
(あれ、このマットって…)
オッサンの席に敷かれたグレーのマットに見覚えがあった。いや、見覚えがあるどこ
ろじゃない。いま、この瞬間もオレのケツの下に敷かれているものと一緒なのだ。経験上、他の漫画喫茶ではこんなものは敷かれていない。ほとんどは革っぽい黒いシートだ。ってことはつまり…。
オレはそのサイト(ゲイ専用のエロ動画サイト)をくまなく見ていった。どうやらこの漫画喫茶ビデオはシリーズものらしく、グレーマットが敷いてある部屋の作品が大量に出てくる。 そして、やはりというか、見つけてしまった。
首元の伸びたTシャツ、短パンをずり下げて一生懸命に息子をシゴく兄ちゃん。まぎれもなく、俺だ。上から撮影されているので顔までは映っていないが、どこから見ても正真正銘オレなのだ。
「ああいう行為はやめてくださいね」
反射的に背後の壁を見るも、カメラらしき物体は見あたらない。恐ろしくなった俺はすぐに部屋を出て、店員につめよった。
「あのさ、この店、盗し撮りされてるよ!」
「盗撮? どういうことですか?」
壁かどこかにカメラが仕込まれていて、個室でオナニーする姿がネット上にアップされていること、自分も被害にあったことを告げ、そのビデオも見せてやった。が、店員と一緒に付近を調べてもカメラなどはやはり出てこない。すでに業者が回収した後なのだろうか。
「うーん。これがウチの店かどうかはわからないですね」
「でも、マットが一緒でしょ?」
「ですが、他にもこういう作りのところはあるでしょうし…」
アルバイトの身では判断できないので、上司に報告してくれるそうだ。そうだよ、全部の部屋を調べたほうがいい。オレ以外にも被害者はたくさんいるだろうし。代金を払って店外に出たとき、さきほどの店員が駆け寄ってきた。
「あの、いちおうなんですけど、個室でああいう行為は禁止ですから、これからはやめ
てくださいね」
「ああいう行為って?」
「だから下半身を出したりですよ。オーナーに見つかったら僕もスゲー怒られちゃうんで」
なんだよ、親切に忠告してやったのに叱られちゃうのかよ。つーかこんな店、怖くてもうコけないっつーの!