出会い口説きALLOK

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痴漢件数ナンバー1埼京線に乗ってくる女は欲求不満女子か?

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混雑ピーク時の埼京線はチカン電車と呼ばれ、幾十人もの逮捕者を産み落としてきた。特に先頭車両は。2年前、JRが車両天井に防犯カメラを設置したおかげで被害件数は減ったそうだが、変態にとってあの混雑はやはり魅力的なのか、あいかわらず埼京線は痴漢件数ナンバー1路線だ。なのにいるのだ。何故かわざわざあの車両に乗ってくる女性が。たまたま偶然か、あるいは知らないだけか。
と考えるのがスジだけど、世の裏表を知った俺はこう理解する。
彼女たちは、男に触られてもやぶさかではない欲求不満女子、すなわち「触られたガール」なのではないか。この解釈が、性犯罪一歩手前の思考法だとはわかっている。薄着だから犯されたいのでは?ミニスカだから覗かれたいのでは?そんな短絡思考と似たりよったりなことは。だから俺はチカンなんて絶対にしない。電車を降りてから声をかける。「お茶か食事でもどうですか」と。
要するに、触られたガールの欲求不満を利用したナンパだ。月曜日の午後6時。帰宅客でごった返す新宿駅に到着した。埼京線の下りホームには数分おきに列車が到着し、トビラが開くと同時に人の固まりがなだれ込んで行く。なかでも先頭車両周辺の混乱ぶり
はハンパない。この人たち、ホントに会社帰りなのか?チカンのために来てる男も混じってるんじゃないの?
ショートカットの女の子が先頭車両の一番前のドアの列に並んだ。一見、ごく普通の帰宅OLに見えるが、ああいうタイプが実は変態だというのはよくある話だ。後ろに並んで列車の到着を待つ。わずか数分の間にホームの人数はみるみる増えていき、最後尾の人間はすでにホーム反対側ギリギリの位置に立っている。こんなに大勢の人間が一気に車内に突入すると思うとゾッとする。
「3番線に到着の列車は赤羽行きです。車内なかほどにお進みください」
トビラが開くと同時に人だかりが一気に動きだした。
「大変危険ですので無理なご乗車はおやめください!」
「次の電車をご利用くださーい!」
叫ぶようなアナウンスを無視するように、背後の乗客たちがグイグイ押してくる。ショートカット女性は、いつのまにか他のリーマンたちに取り囲まれてしまっていた。電車は動き出した。息苦しい。ギチギチの車内は冷房が効いているが、オッサンたちの身体にピッタリ囲まれているのでまったく意味がない。しかもみんなじっとり汗ばんでるの
で気持ち悪いったらありゃしない。でもこの状況、触られたガールにしてみればウハウハである。右も左も前も後ろもオッサンだらけ。どれか一本の手でも伸びてくれれば…なんてことを願ってたりして。池袋で乗客が少しだけ降り、その倍の客が乗り込んできた。ショートカットちゃんはあいかわらずオッサンに囲まれたままだ。移動できたはずなのに、あのポジションをキープしてるってことは…。頭だけしか見えないのが残念だ。赤羽に到着し、乗客が一斉にホームへ降りる。見失わないようにショートカットを追う。どうやら別路線に乗り換えるようだ。今ここで声をかけねば。
「すみません、さっき埼京線に乗ってましたよね?」
「え? はい…」
「すごいタイプだったので、よかったらお話させてもらえないかなって思いまして」
「あー、いいです」
「いや、ちょっと待って!」「はい?」
彼女の歩みが早くなった。変質者だと思われてるのかも。ちょっと変質だけど。
「埼京線の先頭車両って痴漢が多くて有名ですよね。そういうのされたことってないですか?」
「ないですけど」
あ、そう。ないんですか。新宿駅に舞い戻っても、まだ下りホームは混雑していた。キャップを目深に被り、七分丈のピチピチスパッツを履いた長身美女が、先頭車両の列に並んでいる。デパートの買い物袋を持って携帯をいじってるあたり、いざこれから触られる準備はしてなさそうだが、さてどうか。今度は周りの男どもに負けぬよう、彼女の隣をピッタリマークして乗り込んだ。冤罪が問題になっているだけに、近くの男たちは両手を胸元に上げてる人が多い。誰も彼女には触れていないようだ。彼女が降りたのは、大宮の手前、武蔵浦和駅だ。すぐに後を追いかける。
「あの、すごいタイプだったんで声掛けたんですけど、よかったら少しお話しません?」
「あーすみませんけど」
歩みを止めてくれないので、横を歩きながら強引に会話を進めていく。「ちょっと聞きたいんだけど、埼京線って痴漢多くないですか?」
「たまに、ありますけど」
「なのにまた乗ると?」
「え?」
まるで汚い物を見るような目でこちらを一瞥し去っていった。まあね、いきなり自分の性癖を問われたら戸惑うのも仕方ないか。俺は大事なことを忘れていた。服装だ。触られたガールなら、パンツルックじゃなくてスカートに決まってるじゃないか。わざわざ陰部に触れにくいズボンなんてはいてくるもんか。
翌日の夕方。スカート、特にミニスカが現われるまで、ホームの柱にもたれながら何本か電車をスルーした。もはやあきらかな不審者だ。
ようやくの1人目は、ヒザ丈ちょい上のスカートをはいた女子学生風だ。GO!
学生ちゃんは先頭車両の前の前、乗務員室のかべに押しつけられたまま数分を過ごし、赤羽で降りた。
「あの、すごいタイプだったので声かけたんですけど、よかったらお茶でもどうかなって。はは」「……」
「なんで先頭車両に乗ったんですか?」
「知りません、たまたまです」
その日は、他のスカート女子たちも現われてくれたが、ことごとく撃沈した。特に一人は車内で苦悶の表情が見えたため、おそらくやられていたと思うのだが。もちろん苦悶ってことは、触られたガールの浮かべるべき表情ではないわけで。この段階でヨミの間違いを指摘されそうな気がするが、最後にちょっとした逆転劇を。ちょっとどころか、
走者一掃のスリーベースかもしれないですよ。
挑戦3日目は飛ばして、4日目の出来事だ。ふりふりミニスカ、ニーハイ(ソックス)という個人的にも大好物な女性が先頭車両の列にいた。夜7時ごろだ。車内でリーマンに囲まれた彼女は、下を向いたまま動かなかった。赤羽駅で都合良く、改札を出てくれた。すかさず呼び止める。
「すみませーん、さっき見かけて、タイプだったんで追いかけてきたんですけど」
「そうなんですか。ふふ」
なんと立ち止まってくれたうえに笑顔まで。期待が持てるリアクションだ。
「食事でもどうですか」
「んーー、時間ないんで」
「じゃあ10分でも」
「10分でご飯は無理ですね、ふふ」
ふふ、に期待したい。ふふ、は押せばなんとかなる合図だ。なんとか駅前の喫煙コーナーで立ち話にまでは持ち込めた。彼女は会社帰りの派遣OLさんで、埼京線は普段から利用してるらしい。
「痴漢とかよくされるでしょ?」
「そうですねー。たまーに」
「嫌じゃないんですか?」
「んー、あんまりヒドくないし」
ヒドくないから別にいい。これ、触られたガールではないけれど、触られてもいいと思ウーマンじゃないか!時間がない彼女とこれからどう展開させるべきか。やっぱここは正直に言いますか。
「あのですね、雑誌の取材なんですよ。埼京線の先頭に乗ってる女性って、実は触られたがってるんじゃないかという」
「ないない、ないです。ふふ」
出た、ふふ。
「たとえばの話として聞いてください。僕が触りたいとお願いすれば触
らせてくれます?」
「ないですね〜」
「5千円払います」
「いやいや、そういう問題じゃないし。ふふふ」
ならば1万円で、しかも誰も見てないとこで、しかも10秒間パンツの上から撫でるだけ、と譲歩に譲歩をしたところ、なんとOKが出た。正確には
「んー、どうしよっかなぁ」
だけど。女のこの台詞はOKなんです経験的に。公衆トイレの個室で1万円札を握らせ、スカートの中へ手を伸ばす。スジのあたりをすーりすり、すーりすり。
「はい、もう10秒」
「もうちょい。ほらジトッとしてきた」
「はぁ」
タメ息が漏れ聞こえた。
「やっぱりこういうの好き?」
「うぅ、もうダメダメ、もう10秒たったし!」
うぅの瞬間に少しうなずいたような気がしたことを根拠に、彼女を触られたガールと認定します!
でもチカンは駄目ですよ。