出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

妹がAV女優の過去をなじられ実家に戻ってきた

妹・由佳が夫の浩二にAV女優の過去をなじられ、実家に戻ってきた。
由佳と娘(7カ月)はいまだ実家に居ついている。夫婦仲が解消してないのだろうが、子供のためにも早く戻ったほうがいいんじゃないだろうか。そのせいで、母からオレへのグチ電話が増えた。由佳の娘はまだ乳児なので、夜泣きもするし、オムツの世話にも手がかかる。コトあるごとに手伝わされる母は苦労しているようだ。
『昨日も夜中の3時に起こされたよ。ああー、眠い』
『ウンチも臭いのよ、ああ、やだやだ』
こんな電話ばかりの毎日だ。美幸、まさかイジメられてるのか?
ところが3月に入ってすぐの電話では、まったく違う話題が出てきた。
『最近ね、美幸が学校から帰ってくるのが早いのよ』
美幸は下の妹で小学校6年生だ。まだ子供なんだし、帰りが遅くなるよりもいいじゃないか。
『違うのよ。前は学校から帰ってすぐにお友達と遊びに行ってたでしょ? 最近じゃ帰ってすぐ部屋にこもっちゃうの』
『なんかあったのかな?』
『わからないけど、イジメられたりしてないか心配でさぁ』
なるほど。その心配はある。多感な時期だし、なにか些細なきっかけでイジメられることもあるって聞くし。明くる日、仕事をサボったオレは実家へ向かい、昼の3時すぎに玄関を開けた。母や由佳たちは外出しているようだが、美幸のクツは転がっている。マジで引きこもってるのか?部屋をノックする。
「入るぞ〜。なんだ、宿題やってんのか」
美幸は机に向かっていた。「うん」と小さな声で答えるだけで視線もよこさない。
「友達と遊ばないのか?」
「うーん」
「いつも遊んでたノリちゃんは?」
「わかんない」
なんともそっけない。
「学校はうまくやってるのか?ケンカとかしてないよな?」
「うん」
「…なんかあったらお兄ちゃんに言えよ」
「うん……」
子供というのは、もしイジメられていても正直には言わないものだ。このリアクション、なんだか怪しいんだけど。
翌日、オレは美幸の通う学校に電話を入れ、担任の先生に聞いてみた。
『美幸は友達とうまくやってるんでしょうか? イジメに合ってたりしないですよね?』
『学校ではお友達と一緒に遊んでますよ』
教師の言うことなんてアテにならないけど、友達と一緒のところを目撃されてるなら心配ないか。
ちょっと待て。AVの話をしたってか?
その週末、再び実家を訪れた。今度は由佳に早く家へ戻るよう説得するためだ。
「お前も、母さんに迷惑かけて
ないで、浩二さんと暮らせよ」
「わかってるって。今週にでも帰るよ」
説得は数秒で終わった。こいつは、あっけらかんとしてて話が早いわ。ところで今日は土曜なのに、美幸はあいかわらず部屋にいるようだ。こっちはまだ心配だな。
「美幸、どうしたんかな」
「ああ、あの子、好きな子ができたみたいだよ」
「え、そうなの?」
なんだよ、引きこもりの原因は恋煩いってヤツかよ。
「こないだ『お姉ちゃんが初めてカレシ作ったのっていつ?』って聞いてきたし。中学校のときって言ったら、小学生のときはどうだったって。しかも初キスはいつだったとか」
そうかそうか、小6ってそういうことに関心を持つのか。なーんだ、お兄ちゃん安心したよ。
「しかもさ、『セックスってしたことある?』とか聞いてくるんだよ。ウケない?」
「は? なんて答えたの?」
「そりゃあ子供もいるんだし、あるって言ったよ」
「まあな」
「つーか女優もやってたし。『女優ってなに?』とか聞いてくるから笑っちゃったよ」
おい、ちょっと待て。AVの話をしたってか?それだろ!そのせいで引きこもったんだろ!恋煩いなんかじゃないよ!大変だ。小6にも理解できるように、うまく説明してやらなければ。急いで美幸の部屋に入り、襖を閉める。
「あのな、美幸。姉ちゃんの話なんだけどさ」
「うん」
また机に向かっているが、今度は宿題もせずにゲームをしている。これは重症だ。
「AVってのはさ、その…たいしたことじゃないんだよ。あれは演技だしさ、オマエが気にするほどのことじゃないんだ。姉ちゃんはもう辞めてるし、今は普通に暮らして……」「え、AVなの」
「ん?」
「お姉ちゃん、AVに出てたの?」
オレのおせっかいは裏目に出てしまった。すまん。いらんことを教えてしまって。美幸の引きこもりはあいかわらず続いている。