出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

外国人ナンパの定番

1週間、2週間と時間が経っても、困ったことに女とヤル欲望がまったく湧き出てこない。それまで日課だったオナニーも、白石さんとのセックスを思い出して何度かした程度。50歳を前にして、気力、体力ともに低下しているのか? いかん!いかん!!
今まで「どんな女とヤリたいか」と考えすぎるあまり、どん詰まりになったことはあったが、ヤリたい気持ち自体が萎えてしまうことはなかった。 
白石さんとヤルいう大きな目標を達成してしまったことで、一時的に虚無感におそわれているだけなのかもしれないが、女とヤリたいとも思わず、エッチしないでも何の不満、不自由もなく平気で過ごせているなんて、童貞喪失以来初めてのこと。こんな草食系の俺、ちょっとヤバくないか?
週に1回、2千円でヤルノート初の外国人ターゲット、スージーに対しても、ほとんど放置状態が続いている。どころか「俺、そんなにスージーとヤリたかったっけ?」なんて思う始末だ。とりあえず、彼女の顔でも見にいけば、性欲も多少は復活するかもしれない。というわけで、久々にスージーが働いているダイニングバーに足を運んでみたものの、残念ながら休みのようだ。『あぁ、もうええか』と簡単にあきらめそうになる気持ちにムチ打ち、2日後にもう一度訪問。…いた。相変わらず可愛い。小柄だがスタイルもいい。来て良かった。
「イラッシャイマセ。ヒサシブリデスネ」
オーダーを取りにきた彼女、俺を覚えてくれてたようだ。なんか、ちょっとキュンとなる。ほんまに可愛いなぁ。でも決して「このオッパイ、揉んでみたいなぁ」とか「どんな声で喘ぐんやろか?」とか「あそこはどんな色なんやろ?」とか以前に考えていたようなエロいことは頭に浮かんでこない。「ゆっくり話してみたいな」とか「普段はどんな服装してるんやろ」とかそんな爽やかな気持ちだ。少し暇そうにしているので、声をかけてみた。
「なぁ、ここの仕事、何曜日に入ってるの?」
スージーはほほ笑みながら首をかしげているだけだ。このレベルの日本語が通じないのか?
えぇっと、じゃ英語で訊いてみよう。何曜日ってどう言うんだったっけ?
あかん、こんな簡単な言葉すらなかなか出てこない。
「うーんと、What day of the week……」
「ア、ゴメンナサイ。スイヨー、モクヨー、ドヨーデス」
あっ、通じた。うれしい!もっと英語が話せたらいいだろうなぁ。スージーともいろんな話ができるし。正直、今まで英語なんて必要性を感じたことはあまりないし、勉強する気になったことも一度もない。でもスージーが教えてくれるんだったらすごく頑張れる気がするぞ。あぁ、そうだ。彼女に英語の個人レッスンを頼んでみよう。2人で会えるし。
「Teach me English!」
「English?」 
そうそう。週に1回1時間程度で、喫茶店で教えてもらうっていうのはどうかな?1時間2千円くらいで。下手な英語と、簡単な日本語で一生懸命に伝える。
「OK、イイデスヨ!連絡先オシエテクダサイ」
スージー、あっけなくOKしてくれた。授業やバイトのない日、時間帯なら、週1回くらい大丈夫とのこと。聞いてみるもんや。
大学院で建築を学ぶスコットランド出身の24才こうして、スージーの英語のプライベートレッスンが始まった。初回は平日の夕方6時から。心斎橋で待ち合わせだ。お店のバーテン風の制服姿しか見たことないけど、普段のスージー、どんな格好してるんやろ。ドキドキしながら待つこと10分、少し遅れて彼女が現れた。 
フリフリのスカートに長めのソックス、ピンクのTシャツ姿のスージー、なんか日本の高校生がしているようなファッションだ。想像していた格好とはだいぶ違うけど、うん、可愛い。可愛すぎる。どこか喫茶店に入ろうと二人で心斎橋筋を歩く。こんな可愛い金髪の女のコを連れて歩くのは良い気分だ。
ゆったり座れる喫茶店に入り、レッスン開始。とはいってもテキストがあるわけでもなく、二人で話すだけだ。中学生レベルの英単語さえ、ド忘れしている状態だが、スージーが簡単な英語でゆっくり話してくれるせいで、言ってることはかなり理解できる。 
スージーはスコットランド出身で24才。大学院で建築学を学んでいるそうで、日本に来たのは安藤忠雄を尊敬しているからだという。あのオッサン、そんなに有名なんや。 
あの店で働いてて、スケベな日本の男たちにナンパなんかされないんやろか?ちょっと心配になって聞いてみたのだが、
「英語教えて」とよく声はかけられるが、具体的に話しかけてきたのは俺が初めてだという。日本男子はヘタレばっかりやなぁ。 
楽しい時間はあっという間に過ぎ、レッスン終了。7時過ぎなので晩ごはんでもどう?
と誘ったのだが予定があると断られてしまった。翌週のアポを入れてスージーと別れる。次回が楽しみだ!
ヤリたいという気持ちが湧いてこない… 
スージーとのレッスンが3回終わった。えらいもんで、3回話しただけでもだんだん会話がはずんでくる。スージーが可愛いくて一生懸命に話すからなのか、この感じでレッスンすれば半年もしたら結構話せるようになったりして。
4回目のレッスン、彼女と俺のスケジュールがなかなか合わず、3週間近くも空いてしまった。このままレッスンが終わるなんてことだけは避けたい。 
というわけで、今度は彼女がバイトの入っていない日に晩飯を食べながらレッスンすることになった。せっかくだから今日はお酒を飲みながら楽しく学ぼうというと、スージーは「イェー!」と喜んでいる。お酒が大好きなんだそうだ。かなりのペースで酒を飲みながら、気がつけば3時間、レッスンであることも忘れて盛り上がる。あぁ、楽しい!なぁスージー、俺ら友達やなぁ?「Yes,Of course!(はい、もちろん!)」 
うれしいなぁ。こんな可愛い金髪のコと友達になれて。
いつも行くバーが難波にあるけど一緒にいかないかとスージーに誘われた。行くに決まってるやろ! 
スージーの自転車に飲酒+二人乗りで心斎橋から難波に向かう。警察に見つからないかヒヤヒヤだけど、なんかすごく楽しい! 
青春してるやん!!バーに着いて、再度乾杯。ご機嫌で飲んでいると、背の高い白人のあんちゃんがやってきた。スージーの友達?
「彼氏デス。スウェーデン人。田舎モノ。ボルボとイケア以外に何もない」
酔っている彼女はスウェーデン人の彼をおちょくって楽しんでいる。なんや、彼氏いたのか。そりゃそうやなぁ。
少し落ち込んでいる俺の横で痴話げんかをするスージーと彼。ちょっぴりせつないなぁ。二人を見ながら、少し冷静になって考えてみた。この1ヵ月、スージーといる時は楽しかったし、だんだん彼女が好きになっている。でも、スージーとヤリたいと思ったことは一度もなかった。やっぱり、重症かもしれない。このままじゃ、
「シンサク青春ノート」になってしまうぞ……。