出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

クリスマスの相手がいないのでライン攻勢かける

望む、望まないにかかわらず、クリスマスはやってくる。猫の舌も借りたいくらい忙しいイブを過ごすのだろうと思っていたのに、あれから2年、現実はセフレどころか彼女もいない30代を迎えてしまった。なんと希望のないことか。このまま今年もロンリークリスマスでいいのか!昨年に引き続き今年もナンバでこつこつとゲッ卜してきたライン攻勢だ。寂しい女が1人は一緒に過ごしてくれるはずだ。1人目。先月号に登場した奈緒。告白したオレを「保留」にしている女子大生だ。
《今週末、何してるの?また会えないかなぁと思ってるんやけど》
2人目。大学生の遥・2度ほど飲みに行っているが、まだ手も握らせてくれない。つい最近、オレは遥の家の近くに引っ越したので、誘うにはちょうどいいタイミングだ。
《引っ越しして近くに来たよ今度、遊びに来ない?》
3人目。医療関係の専門学校生、由佳。何かと忙しいことを理由に断られているが、三顧の礼で挑みたい。
《お茶でも飲まないかなと思ってメールした。できればお昼に飲茶とかはどうかな?》
4人目。ミナコ。素人童貞を捧げた女だけに、オレは未練たらたらだ。
《最近、どんな感じ?オレは引っ越しして、気分もリフレッシュしたから会ってくれるとうれしい》さて昨年はどいつもこいつも返信ナシだったが、今年はどうか。
1人目、奈緒
《テストが終わったら会えるかもです》
この返事には飛び上がった。なにせ告白しているオレと会ってくれるのだから、保留の
返事は「喜んで」に間違いないだろう。
《ほんまに?やった。じゃあ終わるのを待っているね》
だが、その後の返事が一向に来ない。試験っていつまでだっけ。
2人目、遥。
《引っ越し、おめでとうございます(?)また遊んでくださいね》
と返事が来たが、具体的な話に発展せず。
3人目、由佳。
《土曜日は4時まで学校だけど、その後で平気?》
《いいよ。じゃ今週の土曜日ね。5時に銀座で待ち合わせしない?》
《うん、わかった☆》
今年のクリスマスは由佳で決まったか。ところが、待ち合わせ前日にキャンセルのメ
ールが届いた。学校の試験で失敗して追試を受けるためだという。さらに、しばらく後になって電話をもらう。
「とにかく今は落ち込んでいるから、気持ちが落ち着いたらお茶しようね」
気長に待つしかあるまい。さてここまでは、昨年よりわずかに進歩した程度で、まったく収穫はない。しかし4人目、あの素人童貞を捧げたミナコとの間に、進展が。4人目、ミナコ。いいな、引っ越し。私も引っ越ししたいよ。いつあそぶ〜もう何カ月も連絡が途絶えていたので、すっかり無理だと思っていたが、この好反応。やはり一度カラダを重ねた関係だからか。今週末は?今週末はごろごろするのだ。オレよりもごろごろ優先とは、どういうことだ。完全になめられてるな。が、神はオレを見捨てなかった。なんとその週末、家で洗濯をしているとミナコからメールが来たのだ。今、新宿いるよ。暇ならランチでも〜急いで新宿に向かった。本屋で立ち読みしながら待っていたミナコに声をかける。「久しぶりやな。元気そうだね」「元気だよ。2キロ太ったよ」「ぜんぜん構へんやん。女の子は少し太ってるぐらいがかわいいよ」「え〜、やだ」いい雰囲気だ。これはどう見てもクリスマスの熱々アベックだ。以前、何度か会ったころのミナコはよくミニスカートを履いていたが、この日は膝丈のスカートだった。また、以前はぴったり密着してオレのそばを歩いてくれたのに、今日はなんだか離れていやしないか……。気を操みながらパスタ屋に入ると、さらに不安が募った。ミナコの薬指に指輪が光っているのだ。「オーダー決めた?」とミナコの持つメニューを覗くふりをして、指輪を注視したところ、装飾品に疎いオレでもそれが「ブルガリ」であることがわかった。しかも、その指輪はカップルがペアで身につける品であると雑誌で読んだ気がするが。まさか婚約したとか。「引っ越しは落ち着いた?」ミナコの声で我に変えるも、指輪が気になってうわの空だ。「いや、片付かなくて困ってるよ」「私も引っ越ししたいんだよね」「ああ、そう」「だから今日もちょっと不動産屋を回ってきたよ」

やっぱり結婚か?気になるが聞けない。しかし、よく考えてみたら、オレの素人童貞を奪ったときもミナコは彼氏がいると言っていた。結婚したっておかしくはないわけだが。あれこれ1人で考えてもしょうがない。ここは思い切って、先月に引き続き告白第2弾だ。
「その指輪きれいだね」「うん、ありがとう」
「まあ、それを誰からもらったかはあえて間かないでおく雫よ」
「。。。」「でも、ここからは真剣やで。一実は前から言おうと思ってたんやけど、オレはミナちゃんが好きやねん。付き合っても一らえないかな」
いきなりの告白に戸惑うミナコ。まさか昼飯を食いながらそんな展開になるとは思ってなかったろう。うつむきかげんでミナコが言った。「え〜、いきなり何?」
「前から言おうと思ってたんだけど、なかなか会えなかったから」
「。。。。」即答しないところを見ると、拒否しているのは間違いないが、それでもあきらめられない。やっぱり素人童貞を捧げた女は特別だ。追い打ちをかけるように、オレは思いを伝えた。「わかってる。ミナちゃんに彼氏がいるってことは聞いてたからね。それでもオレは待つよ。なかなか別れにくいかもしれないけど、彼氏と別れたらオレのことを真剣に考えてほしい」
このセリフ、決まったと思った。ところが、ミナコはおかしなことを言い出した。
「ああ〜、もうその人とはとっくに別れたよ」
「え!じゃあ今は?」「別の人と付き合ってるよ」
「うそ!前の彼氏と別れて今の彼氏ができる間に、オレのことは考えなかったんかいな’」「あははは」なんてことだ。ミナコの中でオレの存在はそんなにちっぽけなものだったのか。せめてなぜオレがダメなのかを教えてくれ。
「え〜、何もダメじゃないよお」「じゃ、なんであかんの?」「あははは」
「可もなく不可もないからか?」「あはははは」笑ってごまかされて話にならない。どうやら今年もロンリークリスマスになりそうだ。まあ、今年もパッとしなかったが、性犯罪に手を染めなかっただけでも良しとするか。