出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

女子大生と映画デート、酔わせたまではよかったが

女子大生の洋子にラブホテルに置き去りにされてから早1カ月。その間、飲みに行かへん?一緒に映画見たいなあとメール攻勢を続けたものの色よい返事をもらえずにいた。
そんな8月のある日、洋子から1通のメールが来た。
《スターウォーズもう見た?》
実はオレはもう2回も『スターウォーズ』を見に行っていた。もちろん2回とも1人きりで。ここはどう返信すべきか。悩んだ末に返事をした。

《あ、オレも見たいなと思っていたんだ。いつなら大丈夫?》すると洋子のほうも、

《来週は結構空いているから予定を合わせるよ。楽しみだね》上機嫌だ。正直、映画そのものはもう見るべきところはないが、その先に洋子のヌードショーが待っていると思えば、お安い御用である。
待ち合わせ当日、新宿アル夕前に現れた洋子の服装を見て、ガッカリした。オレはミニスカートが大好きなのに、パンツルックとは。

失望のあまり「今日はミニスカートじゃないの?」と口に出したら、洋子から「え、会っていきなりその話題」と突っこまれてしまった。「今日はちょっと秋を先取りしたお洋服だからさあ、露出は少ないの」と、オレをペシペシ叩く。その姿は傍から見たらカップルそのものだ。

それを受けて、「いやいや。まあ、それも似合っているから大丈夫だよ」と軽く流すオレも、もはや素人童貞と郷揃されたかつての姿ではない。これから始まる長い夜に思いを馳せながら映画館へ。本編が始まる前にはラブラブトークまで交わされた。
「私、何か食べたいな」「何が食べたいの?」
「アイスとか」「アイスか、よっしゃ買ってきたるわ。待つときや」単におごらされているだけだろ!とつっこむのは早計というものだ。「ロクなものがなかったから、抹茶のソフトクリームにしたよ」

そう言うオレに洋子は笑顔で答えたのである。
「平気だよ。はい、まずは慎吾さんからひと口、あ〜んして」
これ、これだよ、オレの求めていたものは!肝心の映画は退屈だった。
手を握ったりすると嫌がられることは前回の『バッドマン・ビギンズ』のときに学び重々承知している。上演中はこの後どうすべきか戦略を練ることと、洋子の裸を思い浮かべるぐらいしかやることがなかった。

上映後は、居酒屋に移動した。オレにとってはここからが本番である。戦略は一つ、酒を飲ませるだけだ。まずはビールで乾杯し、「オビ・ワン、最高!」「アナキンが可愛そうだ」などと、映画の感想を述べ合う。そうこうするうちに、洋子が日本酒をオーダーし、猛烈なピッチで飲み始めた。自然と話題は就職活動の愚痴に。さらに洋子は、某有名企業のおっさんからしつこく食事に誘われていることを告白し始めた。
「そんなおっさんとどこで知り合うの?」
「この間、新宿のスタバで勉強していたら、声をかけられたの」「で?」
「その人が名刺を見せて『僕は人事にも携わっているから、力になれると思うよ』って。そのとき話だけは聞いたんだ。でも、また会って食事しながら相談に乗ってあげるよって何度もメールが来るから困ってるの。どうすればいい?」
「休みの日に、ええ歳したおっさんがスタバで何してんねんな。としまえんにでも子供を連れてってあげろよとオレだったら逆に説教してやるね」
「その人バツイチで、子供もいないんだって」
めらめらと嫉妬心が燃え上がってきた。映画を箸り、食事を箸り、なんとかここまでたどり着いたというのに、ど一こぞのオッサンに横取りされてたまるか。
「就職の話だけで食事に誘う必要はないやん、おかしいよ」
「…わかった。用心する」
納得する素振りを見せる洋子。そもそもこの相談事、いったい何のために口にしたのだろう。オレの本気度を試すためのカマかけか。私はモテるのよ、とアピールしたかったのか。

それとも本気で悩んでいて、《単なる友だち》のオレに打ち明けただけなのか。いずれにせよこの一件を聞くだけでも、普段から洋子は隙だらけの様子を見せている
ことがわかる。オレのナンパについてきたくらいだ、他の男にフラフラしてもおかしく
ない。これは用心せねば。

店を出るとまだ夜21時だった。さあ、これからもう1軒か、それともホテルか。洋子は日本酒を4杯も飲んでご機嫌である。「フラフラする〜」と言いながら、オレの腕に抱きついてきた。いける。今日こそいける。「これからオレの家で飲み直さへんか?」「でも…・・・」
でもって何だよ。「明日、友達と海に行くんだよね。友達の彼氏が車を出してくれて、朝の7時に迎えに来るから」「じゃあ、オレも」「え〜、水着の写真をメールで送るから、今回は我慢して」
結局、家で飲む飲まないの議論が、いつの間にか「M字開脚の写真を送ってくれ」「胸のちょっと上ぐらいまでしかダメ」といった、どの部分の写真を送ってもらうかの議論にすりかわっていた。

毎度のことだ。自分でも情一けなくなるほど、毎回毎回この繰り返し。せめてもの救いは、明日、ビーチから写メールが届くことぐらいだ。翌日、約束どおりに写真が一送られてきたが、まるで嫌々撮ったかのように洋子の顔はこわばっていた。照れだと信じたい。