出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

メールのおかげで準強姦容疑から奇跡の生還した男

会社の飲み会帰りに赤羽駅付近を1人でフラフラしていたときのことだ。コンビニの前でスーツ姿の女性がうずくまっているのを発見した。好奇心で近づいてみると、グスン、グスンと鼻をすする音が聞こえてくる。泣いてるのか?
「あのー、大丈夫?」「……」
隣に腰をかけたらものすごい酒のニオイがした。コンビニでお茶と水を買い、どちらがいいかを選ばせる。顔をあげた彼女は目のキリっとした美人だった。化粧はグチャグチャだけどイイ女じゃん。「…水もらいます」
「どうぞ。電車ないの?」「うん…酔っちゃって…気づいたら座っててぇ」
興味本位で近づいただけだったが、思いの他美人な彼女を見て、ムラムラと下心がわいてきた。酔いのせいか警戒心は感じられない。よっしゃ。
「良かったらオレの部屋で朝まで待つ? 近くだし」
「ええ、いいのぉ?」
フラフラの彼女の肩に腕をまわしてタクシーに乗りこみ、アパートに到着。そのままベッドに倒れこみつつ上からのし掛かった。とこれが意外にというか何というか、この女、ドがつくエロさなのだ。

フェラしながら「ここがいいんでしょ?」ときたかと思えば、挿入時は「上が好きなのぉ」と騎乗位でガンガン腰を振る。いとも簡単にコトをいたすことができたうえにこのパフォーマンス。なんてラッキーなんだ。
翌朝、目が覚めると彼女はまだ隣で眠っていた。
「おはよう」「うん…あ、ははは…」
気まずそうな顔からして、あまり覚えてないのかも。
「また遊ぼうよ」「はい、いいですよ」「じゃあこれ、オレのメアド」
メアド交換をして彼女は家をあとにした。あ、そういえば名前聞くの忘れてたなぁ。その夜、彼女にメールを送ってみた。
〈昨日はどうも。名前聞くの忘れちゃったよ〉
 返事は意外なものだった。
〈名前はごめんなさい。でも、昨日はホント感謝してます。実は彼氏にフラれてすごい落ちこんでたから…。

エッチもけっこう気持ちよかったし(笑)おかげさまでカレから連絡が来て、ヨリを戻すことになったんです。だからすいませんけど、会えません〉
なんだよこの長文。泣いてたのは彼氏にフラれたからか。あのエッチも腹いせみたいな
ものだったのね。
「準強姦容疑でお話を聞きにきたんです」
この出来事も忘れかけていた3カ月後の夏、家でグダグダしているとドアのチャイムが鳴った。表で2人組の男が立っている。「どちらさま?」
「●●警察署のものです。お話お伺いしたいのですが」
警察? は? なんの覚えもないオレをよそに、刑事は強引に中に入ってきた。
「あなたね、○○加奈子さん知ってるでしょ」
「へ? 知らないですけど…」
「4月の23日の件です。この家に連れこんでイタズラしたと届けが出てるんですよ」
脳がグルグルと回ること数秒、ようやくあの泥酔女のことだと理解した。イタズラってなんだよ!「確かに来ましたけど、別に悪いことは…」
「彼女酔ってたでしょ。アナタにムリヤリされたって言ってるんです。準強姦容疑でお話を聞きにきたんですよ」
続けて刑事は準強姦罪の説明をした。適切な判断のできない(酒やクスリなどで)状態の女性とムリヤリ性行為に及ぶことだそうだ。ちょっとそれはどうだろう。あのときはちゃんと話もできる状態だったしアノ子本人もセックスを楽しんでたぐらいなのにオレは警察署に連れていかれ、本格的な取調べを受けるハメになった。
「わいせつ行為をするつもりで家に連れ帰ったんだね?」
「いや、そんな…」
「彼女は気づいたらキミの家にいたと言ってるけど」
「まぁ、そうなんですけど…」
彼女もセックスを楽しんでただの翌朝仲良く朝食を食べて帰っただのと言っても刑事はとりあってくれない。彼らによれば、準強姦罪は、女性が「ムリヤリされた」と感じただけで成立してしまう罪なのだそうだ。
ヤバイ。このまま逮捕されるのか? そしたら会社はクビ、社会的に抹殺されて、親に勘当されるかも…。うなだれているところへ、別の刑事が入ってきた。手に持ってるのはさっき押収されたオレの携帯電話だ。「このメールは彼女から?」
「メール? … あ、そうです!彼女からです!」
あの長文メールのことだ。取り調べ担当の刑事がメールを読み進める。

「えーっと、どれどれ・・・何だよ、これ! おい、あの女にもう一度聞いてこい!」

ほどなくして、オレは解放された。あの仲睦まじいメールのおかげで、彼女も同意の上だったと証明されたのだ。聞いた話によれば、オレを訴えようとしたのは彼女とそのカレシのようだ。おそらく浮気を知ったカレシが激高して告訴を焚きつけたのだろう。もう泥酔女は拾いません、絶対に。