出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

買春大国フィリピンの現地周遊記

今回の訪問国はだ。言わずと知れた買春大国だが、俺がイの一番に向かった先は、セクシーなオネーチャンがくねくねと腰を振るような場所ではない。スモーキーバレーだ。首都マニラにほど近いケソン市にある巨大なゴミ山とその周辺に広がるスラム街のことで、そこに住む人々はゴミを拾って生活しているという。

スモーキーバレー(煙の出る谷)の名は堆積したゴミが自然発火し、絶えず煙りが立ち上っていることに由来する。現地に着くと、さっそくどえらい臭気が漂ってきた。残念ながらゴミ山そのものにはゲートが設けられ、部外者が入ることはできなかったが、周辺を歩くだけでも雰囲気は十分に伝わってくる。

そこかしこに粗末な倉庫らしき建物が軒を並べ、半裸の男たちがゴミを山積みにしているのだ。しばらく作業の様子を眺めていたところ、男たちの1人がキレイな英語で話しかけてきた。
「おーい、こっち来なよ」
「え?」
「そこのオマエだよ。ヒマなら手伝ってくれよ」
周りの連中がケタケタ笑っているところからして、単にからかってるだけらしいが、こいつは交流のチャンスとみた。
「はい、いいですよ。ぜひ手伝わせてください」
「え、本当にやるの?オマエ変なやつだな〜」
 男はノエル(28)と名乗った。彼とその仲間たちは同じ廃品回収業者に属しており、ゴミ山から回収したゴミを、換金できるものとそうでないものとに分別しているのだそうな。ノエルが指示を出す。
「この箱のゴミを分別するんだ。金属はこっちの袋、プラスチックはこっちの袋に入れてくれ」ういっす。こうして作業の手伝いをすることになったのだが、彼らの仕事ぶりはまことにダラけたものだった。5分働くたびに15分くっちゃべるといった具合で、能率があまりにも悪いのだ。しかも口をつく話題といえば女のことばかり。
「ムシゾー、日本の女はビッチが多いというけど本当か?」
「んー、アジアの中だったら確かにそうかも」
「じゃあ、日本に行ったらセックス三昧だな」
ふざけて腰をグラインドさせるノエルに、仲間の1人がヤジを飛ばす。
「ガキが3人もいるくせに。嫁の前で言ってみなよ」
 ほう、ノエルは妻子持ちか。
「家族5人で暮らしてるの?」
「いや8人だ。俺の両親と妹も一緒だからな。そうだ、俺の家で晩飯でも食ってけよ」
お、そりゃいい。遠慮なくおじゃまします! 夕方、仕事が終わってから彼の自宅へ。場所はスモーキーバレーのスラム街で、エリア内に足を踏み入れた瞬間、口があんぐりとなった。あばら屋と形容するのもおこがましいレベルの粗末な家々。それらが広大な土地に溢れんばかりに乱立しているのだ。これまで各国のスラム街を歩いてきたが、ここまで凄まじいのは目にしたことがない。

うひゃー。当然、ノエルの自宅も廃屋そのものだった。天井や壁は、ところどころが大きく破損し、床は一面ゴミの海。しかもそれが家の外のゴミとひと続きになっているのだから、もう何と形容すればいいのやら。悪い夢でも見てるようだ。もっとも、家族はみな人の良さそうな連中ばかりだ。彼の両親、奥さん、妹が愛想よく出迎えてくれる。
「こんにちは。よく来たね。歓迎するよ」
「日本から来たムシゾーです。お邪魔します」
「まあ汚いところだけどゆっくりしていって」
ふむ、さすがに汚いという自覚はあるんだな。通されたリビングは他の部屋よりも比較的キレイで、床に座るとノエルが尋ねてきた。
「酒でも飲むか?」
「いいね。飲もう飲もう」
「よし、ビール代だしてくれ。俺が買ってくるから」
「…あ、うん」
何だかおかしな流れだけど、ここはとやかく言うまい。まもなくビールが到着し、酒席が始まった。といっても出てきた料理は野菜炒め一品だけど。
「日本では何の仕事をしているんだ?」
塩辛い野菜炒めをもりもり食べながら、親父さんが聞いてくる。
「雑誌のライターです」
「そうか、そりゃすごい。嫁がいないならうちの娘をもらってくれ。よく働くぞ」
 親父さん、真顔だ。いや案外、本気なのかも。それとなく尋ねたところ、この一家の家計はノエルと親父さんのゴミ拾いのみで成り立っているらしい。だからこそスラム生活を強いられているわけだが、娘が金持ちと結婚さえすれば簡単に貧困から抜け出せるのだ。

事実、日本に嫁いだフィリピーナたちの多くは、自分の家族ばかりでなく親類の生活まで援助していると聞く。ふと妹さんに目をやる。ふーむ。歳は24才ということだけど、またえらい肥えてますなぁ。顔も体もまんま武蔵丸じゃん。

俺、デブだけは苦手なんだよなぁ。おや、何だか彼女が熱っぽい視線を送ってきてるのは気のせいだろうか。もしかしてキミもその気になってんの? まさか。気がつけばすでに4時間が過ぎていた。天井の穴から見上げる空はすでに真っ暗だ。
「せっかくだから泊まってけよ」
実はすでに宿は取ってあるものの、その言葉に甘えることにした。スラム街のボロ家に泊まる機会など滅多にないんだし。が、いざ寝る段になって猛烈に後悔することに。汚いブランケットにくるまり床にごろ寝すれば、そこら中からガサコソガサゴソと不気味な音が聞こえてくるのだ。大量のゴキブリである。こんなとこで寝られるか!
翌朝、ノエル宅をおいとましようとしたところ、親父さんがこんなことを言った。
「今晩も泊まりにきなさい。キミと飲むのは実に楽しい」
この不衛生な家にもう一晩するのはこりごりだが、ムゲに断るのも気が引ける。しょうがないな。
「わかりました。そうします」
ノエルと親父さんがゴミ拾いの仕事に出かけたあと、俺はひとりスラムを散策することにした。ゴミだらけの道をずんずん進んでいくと、軒先に寝転がりならビールを飲む男の姿がやたらと目につく。

朝っぱらから飲酒とはいい身分である。暮らし向きを見ればそんな余裕などないはずなのに、ヤケになてるんだろうか。空き地のようなスペースでは、これまたイイ大人たちが手作りのビリヤード台に群がり騒がしく遊んでいる。
と思ったらケンカだった。通りかかった人の話によると、賭けビリヤードで誰かが不正をし、殴り合いになったらしい。男たちが集団で荒々しくもみ合っている側で、半裸の子供たちが平然と遊んでいる。いったん街中の宿に帰ってリフレッシュし、夕方、再びノエル宅を訪れると、一家勢ぞろいで俺を待ち受けていた。
「なかなか姿を見せないから戻らないかと思ったよ」
ノエルと親父さんが安心したように笑う。まさかまた娘をもらってくれとか言い出すんじゃないだろうな。
 酒を飲み出した途端、親父さんが切り出す。

「娘を日本に連れてったらどうだ?」
「いや、それは…」
 慌てて話題をそらす。
「あ、そういえば今日の収獲はどうでした?」
「ん?今日はあまり金にならなかったな。そもそも近ごろは…」
ほ、上手くいったか。しかし、5分後。
「ところでウチの娘はなかなかキュートだと思わないか」
う、まだやるのか、その話。
「あ、はい、まあ…」
「そうだろう。今晩いっしょに寝てもいいんだぞ。ははは」この人、大丈夫か?ついには娘本人が瓶ビールを持って俺の隣に座った。
「私としてはいきなり結婚はできないけど、日本人と付き合うのは興味があるかも」
「………」
「いつか東京も行ってみたいし」
 そう言って俺のヒザを指でツンツンしてくる娘さん。何だろう、自分の意志と無関係に話が進んでいくこの感じ、めっちゃ怖いんですけど。やたらとプレッシャーをかけてくる父娘の存在にすっかり嫌気がさした俺は、早朝、家人に気づかれないように家を飛び出した。何かと世話になったノエルに礼を言えなかったのは残念だけど、勘弁してくれ。

数日後、首都マニラへ移動した早々、宿で知り合ったオーストラリア人のニーチャンに誘われ、ベイカフェなる場所へ遊びに行くことになった。フィリピン版の出会いカフェのような店で、ワリキリ希望の女以外にも、単純に出会いを求めてる娘がチラホラいるそうな。
「だからメシや酒をおごるだけでヤレちゃうこともあるんだ。フィリピーナってのはおだてるとすぐ情熱的になるからさ」
白人ニーチャンは得意気だけど、本当にそんなオイシイ話があるとは信じがたい。ま、それでも行くんだけどさ。訪れた店はこじゃれたバーのような内装で、フロアには100人近い男女がひしめきあっていた。

男客は気に入った女客に声をかけて酒をおごり、話が合えば一緒に外出するシステムらしい。しかし俺たちの場合は逆だった。席について1分もしないうちに2人組の女が近づいてきたのだ。
「隣に座っていいですか?」
セクシー系ギャルと冴えない太めの女という妙な組み合わせだ。
「もちろん、一緒に飲もう。ごちそうするから」
「やったー。ありがとう」
ギャルにビールをおごり、素早く彼女を隣に座らせる白人青年。となると当然、俺の横にはおデブちゃんがつくわけだ。うーん。信じられないことに、それから3分もたたず、白人ニーチャンがギャルと店を出ていった。

2人でこそこそしゃべっていたのは、大方、エンコーの商談をしていたのだろう。け、何がタダマンだ。自分は金に物を言わせてるじゃん。さて、問題は隣のおデブちゃんである。

席についてからまだひと言も話してないが、帰ろうかしら。こんなのに金を払って寝るつもりはさらさらないし。そう思った矢先、彼女がオドオドと口を開いた。
「あっという間に私たちだけになっちゃったね。私アイリーンよ」
歴史学を専攻する大学生で、こういった店に足を踏み入れるのは今日が初めてなんだとか。「なんで来たの?」
「ケータイのお金が払えなくて。それを彼女(白人青年と消えたギャル)に相談したらここに連れてこられたの」
ふうん、ケータイの料金ねえ。国は違っても出会いカフェに来る動機ってのはどこも似てるな。
「でも、ここに来て後悔してるの。私、美人じゃないから誰も相手にしてくれないし」
おデブちゃんが悲しげに首を振る。おやおや、なんだか妙に空気が湿ってきたな。
「俺は金がないから払ってやれないけど、そんなに落ち込まないで。君は十分キュートだよ」
「本当? 本当にそう思う?」
「う、うん。キュートだよ」
「あはは、うれしい!」
飛び上がらんばかりの喜びようだ。よほど普段モテないのだろうか。かわいそうに。彼女にビールを数本おごり、30分ほど話したとこころで帰り支度をはじめると、アイリーンが連絡先の交換を求めてきた。
「もしチャンスがあればまた会いたいな」
 あらま、何だか好かれちゃったみたい。翌日、アイリーンからメールが届いた。俺が希望するならマニラ観光に付き合うという。つまりはデートの誘いだ。乗り気はしない。くどいようだが、俺はデブが嫌いなのだ。ただマニラに来てからこれといって面白いことが起きてないのも事実だし。…

ヒマつぶしに付き合ってみるか。約束当日、宿の前でアイリーンと落ち合った。前回の地味さから一変、ド派手な柄のワンピースを着ている。気合い入ってんなあ、あんま似合ってないけど。
「ムシゾーはどんなところに行きたい?」「お任せするよ」
「じゃマニラ大聖堂に行こうか」
 そう言って彼女がごく自然に腕を絡ませてきた。歩くたびにデカ乳がヒジにぽよんと当たる。なんだ、わざとか?どうもそのようだ。その後も、彼女のお薦めスポットをいくつか回ったのだが、その間、ずっと乳を押しつけてくるのだ。たまに目が合うと、じっとり見つめてくるし。

でもあいにく、テンションがピクリとも上がらないんだよなぁ。午後3時。レストランに入り、遅めのランチを取った。さんざん観光はしたし、俺としてはメシを食い終えたらデートを切り上げたいところだ。にしても今日はよく歩いたな。ふくらはぎがパンパンだ。メシを食いがてら足を揉んでいると、彼女が口を開いた。
「疲れたでしょ?マッサージしてあげようか。ムシゾーのホテル、ここから近いし」
「え、いいよ。大丈夫」
「なんで? 私、上手なのに。あなたの部屋に行こうよ」
 結局、押し切られる形で彼女を部屋に招き入れることになった。そして案の定、彼女は必要以上に体を密着してきたり、胸元の谷間をこれ見よがしに見せつけてきたのだが、そうこうするうち俺の心境にも変化が。密室で2人きりになったせいだろうか。いつのまにか彼女のデブ具合が気にならなくなり、ムラムラしてきたのである。
 おもむろにアイリーンのでかい体を引き寄せキスをすると、彼女は黙って受け入れた。そのままワンピースをたくし上げ、黒くてデカい乳輪を舐め転がす。そして久しぶりの女性器を拝もうかとパンティをズリ下げたそのとき、強烈な悪臭が股ぐらから漂ってきた。くせっ、鼻がもげそうだ!
性欲は一気に失せたものの、マン臭を理由に行為を中断する勇気など俺にはない。仕方なく、手コキでなければイケないというキャラになりきり、どうにか挿入を回避する形で射精にこぎつけた。…はあ、これだからおデブちゃんはイヤなんだってば。