出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

裏DVD屋の児童ポルノ禁止法を利用した悪質な犯罪の手口

裏DVD屋のメッカ、大阪・日本橋で悪質な犯罪が横行している。注意喚起の意味も込め、連中の手口をみなさんに暴露したいと思う。
今年8月、日本橋の電気街の一角にあるロリ作品もある某裏DVDショップへ立ち寄った。児童ポルノ禁止法のおかげで、多くの店がロリ作品の取り扱いを自粛しているなか、その店はいまだに関西援交や横浜援交などのシリーズを販売しているのだ。店員が、常連客にだけこっそりとカタログを見せるという形のようだ。
 DVDを買い込んだ客が、店を出て地下鉄の駅へと向かう。歩いていた矢先、ふと背後から声が飛んできた。
「すんませーん。ご主人、ちょっとええですか?」
見るからにもっさい感じの中年男が2人、笑顔を浮かべて近づいてくる。なんじゃこいつら。男の1人が、ジャケットの内側から警察手帳を取り出した。え、私服の刑事!?
「すんません、旦那さん。最近、児童ポルノ禁止法が改正になって、未成年ポルノの単純所持も処罰されることになったんです」
 その話は確かに私もチラッと耳にしたことがある。ん、てことはまさか…。
「で、ここらは裏DVD屋もようさんあることやし、私らも警戒してるんですわ。そやからカバンの中身、ちょっと見せてもろてええですか?」
体中から脂汗がわき出してきた。ヤバイ。荷物調べられたらアウトやんけ!
「…え、いや、私は…」
その時だ。突然、目の前に見知らぬオッサンがぬっと現れ、2人の刑事に馴れ馴れしく声をかけた。
「ああ、どうも毎度!」
どうやらこのオッサン、刑事たちと顔見知りらしく、ちょろっと挨拶をかわした後で、私を指さした。
「刑事さん、この人、ワシの知り合いなんですわ。怪しい人やないし、勘弁したってくださいよ」
男の言葉を受け、刑事たちがヘラヘラ笑う。
「あ、そうなんや。別にかまへんよ。ちょっと職質しようと思うただけやし」
かくして刑事たちはあっさりと立ち去り、私はめでたくピンチを切り抜けた。ふう〜。
…にしても、このオッサン誰や? なんで見ず知らずの俺を助けてくれたん?
「あの、どうもありがとうございます。でもなんで…?」
オドオドする私をオッサンがワハハと豪快に笑い飛ばす。
「いや、さっきワシも同じDVD屋におってな、たまたまお宅がヤバイもん買うてるのを見てたんや。あの刑事さんが、ワシの知り合いでホンマに良かったで」
くう、なんてエエ人や!「ホンマに助かりました。ありがとうございます!」
「そら良かったわ。けどな、そこまで感謝してるんやったら、その気持ちを形で表してもらえへんかな?」
「といいますと?」
「まあ、平たく言えば謝礼やな。2万ほどくれたら助かるんやけど」
「え、2万?」
聞いた途端、感謝の念はたちまちシラけた。なんやこのオッサン、カネ目当てかいな。ちゃっかりしとるっちゅうかなんちゅうか。が、私は素直にカネを支払うことにした。そんなハシタ金を出し渋って、オッサンの気分を害するのは絶対に得策ではない。刑事を呼ばれ、ロリDVDのことをチクられたらそれこそ地獄だ。
「じゃ、はいこれ」
「おう、おおきに。お宅もはよ帰らんとまた職質されるで。気ぃつけや」
ちぇ、イイ気なもんやの!
それから1カ月後のある日、ふたたび例のDVD屋に足を運んだ。このときも好物のロ
リものをたんまりと買った私は、店を出てから注意深く駅を目指した。また職質に遭ったらシャレにならん。ところが、店を出てわずか数分、どこからともなく聞き覚えのあるセリフが。
「すんませーん。ご主人、ちょっとええかな?」
恐る恐る振り返った瞬間私は天を仰いだ。なんと前回と同じ2人組がニヤニヤと立っているではないか。まさに万事休すだ。どうやら刑事は私の顔を覚えていないらしく、すらすらと話を進める。
「お忙しいところすいませんな。いま特別警戒中でして、ちょっとカバンの中を見せてもらえると助かるんですが」
自分の浅はかさがつくづく情けない。こうなる危険を理解しておきながらロリDVDをむざむざ持ち歩くなんて。もう終わったな。観念したその時、信じられないことが起きた。「ちょっと待ったってよ、刑事さん!」
あのオッサンがお助けマンとしてまた現れたのだ。前回と同じタイミング、そして同
じセリフを口にして。
「刑事さん、この人、ワシの知り合いなんですわ。怪しい人やないし…」
そのやり取りを眺めているうち、鈍い私にもようやくコトの次第が見えた。同じ刑事
に二度職質を受けるのはまだしも、このオッサンまで登場するのはあまりに不自然すぎる。つまりはそういうことだ。田舎芝居を続けるオッサンの腕を、私は強く掴んだ。
「いい加減にしときや。ワシ、あんたらと会うの2度目やで!もう騙されへんぞ」
男たち3人はキョトンと互いの顔を見合わせて逃げ出した。
刑事2 人は共に身長172、3センチのガッチリ型、お助けオヤジは痩せた小男だ。

※この記事はフィクションです。読み物としてお読みください。