出会い口説きALLOK

デキル男のためのライフスタイルマガジンです。裏モノJAPAN監修の出会いや口説きに体当たりで挑戦したブログです。

宝くじ売り場の高額当選表示を使ってうらやましガールをナンパ

仕事の合間や会社帰り、暇を見つけては宝くじを買っている。お気に入りは、手軽に高額な当選金が狙えるロト6だ。都内ならどこの駅にも売り場があるし、パチンコや麻雀のようにチマチマせず、小銭程度の金で夢を抱けるのがいい。半年ほど前、買い貯めたクジの当選確認をしてもらうため、駅近くの宝くじ売り場に立ち寄ると、窓口のお姉さんが声を上げた。
「高額当選ですね。おめでとうございます。少々お待ちください」
目の前のモニターを見ると、赤い文字で高額当選と表示されている。やった!本当に当たったんだ。ロト6を買い続けて1年、初めての快挙である。2億か?2億当たったのか!
「こちらでは当選金はお渡しできませんので、お近くのみずほ銀行の本支店の方で換金してください。おめでとうございます」
あわててすぐ横の掲示板で、当選金額をチェックした。えっと、第●●●回は…、えっ、
これって3等じゃん。30万ちょいじゃん。十分よろこぶべき金額なのに、億をイメージした後だけに落胆はでかい。こんなのでも高額扱いなのかよ。ふと視線を感じ、うしろを振り向いた。クジを買いに来たオッサンがこちらをジっと見てる。その横のオバサンも羨望の眼差しだ。おいおい、億万長者だと思って襲いかかってくんなよ。財布に30万相当のクジをしまっておくのは怖いので、すぐに銀行で換金しようと思ったのだが、ちょっと何かが引っかかった。あのときの羨望の眼差し、ナンパに利用できないか?
高額当選と表示されれば、周りも30万ちょいとは思うまい。なにせ高額なのだ、ウン千万と勘違いしそうなものである。
そんな大金を手にした男とお近づきになれるならと、欲に目のくらんだ女ならよろめくのでは?クジの交換期限は1年間もある。あわてて現金化しなくてもいいだろう。翌日から、俺は当選したくじを財布に忍ばせ、宝クジ売り場に若い女性客を見つけるたびに、窓口に立ち寄るようになった。
「このクジ、確認お願いします」
「はい。…あ、こちら、当たってますね」客のプライバシーを考慮してか、窓口のお姉さんはあまり大声で騒ぎ立ててくれないが、目の前のモニターには『高額当選』の文字が表示されている。どうだ、そこの女、見たか。見たよな。女の子がクジを買い終わるのを待って声を掛けてみた。
「いやー、当たっちゃったよ」
「あ!見てました!すごいですね!いくら当たったんですか?」
「ビックリするくらい。めっちゃうれしいし、なんか奢るよ」
彼女にはお茶とケーキを奢ってメアドを交換した。とにかく口を開くたび、羨ましい羨ましいと言ってたので、また簡単に会えるだろう。意外と宝くじを買いに来る若い女は多いもので、その後も手ごろなのを見かければ、さっと当選確認のために窓口へ向かい、大げさにアピールした。
「え?高額当選!?ホント?嬉しいなー!」
そしてすぐにターゲットへ声をかける。
「当たっちゃった。記念になんか奢ろうか?」
別に分け前をもらえるかもとまでは思っていないのだろうが、高額当選者への興味からか、3人に2人は嬉々としてついてきた。そして口を揃えて言うのが
「うらやましい」そりゃそうだ。彼女らだって一攫千金を夢見るタイプだからこそ宝くじ売り場なんかにいるんだし。まだ誰ともホテル行きは叶っていないが、いずれ高級な焼き肉でも食わせてやればオチそうな気がする。そんなこと繰り返したら、せっかくの30万円もすぐになくなってしまうけど。